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さとうしん
さんの感想・レビュー

さとうしん
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増補版が出たのを期に再読。これまで主に議論や研究の対象となってきた儒教の礼教性に対して、宗教性を強調するのが本書の特色であるが、「当時の儒教知識人が、霊魂の存在を認める自分たちの宗教性を忘れ」とか「儒教知識人の大いなる儒教誤解」といった記述を見ると、当時の人々に忘れられ、誤解される儒教の宗教性とは一体何なんだろうかという疑問も生じる。
0255文字
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さんの最近の感想・レビュー

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竹元 規人
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読書データ

プロフィール

登録日
2014/01/19(4090日経過)
記録初日
2014/01/19(4090日経過)
読んだ本
1679冊(1日平均0.41冊)
読んだページ
484999ページ(1日平均118ページ)
感想・レビュー
1474件(投稿率87.8%)
本棚
8棚
性別
外部サイト
URL/ブログ
http://blog.goo.ne.jp/xizhou257/
自己紹介

歴史関係の本を主に読んでます。

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