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さとうしん
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さとうしん
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福沢諭吉の朝鮮論と言えば「脱亜論」が知られるが、それ以外の朝鮮関係の社説はどういう内容で、どういう背景のもとで書かれたのか、そして福沢自身と朝鮮人との関わりはどのようなものだったのかを探る。当時慶應義塾に朝鮮からの留学生が相当数存在し、兪吉濬のように福沢の息子ともどもの付き合いとなった者や、祖国の政府高官となった者も存在するということで、当事者として、実際に交友を持った朝鮮人や、日朝清三ヵ国間の関係に散々振り回された上での「脱亜論」ということになりそうだ。
さとうしん

今の世の中でも、海外の親日家が当時の福沢みたいな振り回され方をしているのかなあと思ったり…

12/21 16:44
0255文字
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プロフィール

登録日
2014/01/19(4097日経過)
記録初日
2014/01/19(4097日経過)
読んだ本
1681冊(1日平均0.41冊)
読んだページ
486011ページ(1日平均118ページ)
感想・レビュー
1476件(投稿率87.8%)
本棚
8棚
性別
外部サイト
URL/ブログ
http://blog.goo.ne.jp/xizhou257/
自己紹介

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