読書メーター KADOKAWA Group

さとうしん
さんの感想・レビュー

さとうしん
新着
江戸時代の百姓一揆(とされるもの)が、当事者によって一揆と位置づけてられておらず、一揆が盛んに形成されたのはそれ以前の中世であったことや、一揆が革命運動につらなるものなどではなく、体制内運動である強訴の一種であることなどを説く。前近代の一揆のあり方を概観するとともに、現代日本のデモ論にもなっている。個人的には、台湾のひまわり運動も香港の雨傘運動も、やはり日本の運動と同じく「百姓一揆」の域を出ない体制内運動なのではないかと思うが……
0255文字
全0件中 1-0 件を表示

さとうしん
さんの最近の感想・レビュー

ファラオ ――古代エジプト王権の形成 (ちくま新書 1849)

ファラオ ――古代エジプト王権の形成 (ちくま新書 1849)

馬場 匡浩
1月刊行の大城道則『古代エジプト文明』と内容が重複する部分もあるが、あちらが通…続きを読む
近世日本の支配思想: 兵学と朱子学・蘭学・国学 (982) (平凡社ライブラリー 982)

近世日本の支配思想: 兵学と朱子学・蘭学・国学 (982) (平凡社ライブラリー 982)

前田 勉
朱子学が江戸幕府の官学となったのは寛政異学の禁以後であり、「兵営国家」日本を支…続きを読む
比較神話学 (角川ソフィア文庫)

比較神話学 (角川ソフィア文庫)

フリードリヒ・マックス・ミュラー
言語学から神話の成立を探る試みということになるだろうか。本書を読んで、昔日本神…続きを読む
古代エジプト文明 世界史の源流 (講談社学術文庫 2847)

古代エジプト文明 世界史の源流 (講談社学術文庫 2847)

大城 道則
古代エジプト通史を期待したが、文字通り古代エジプト文明史だった。通史的な面もあ…続きを読む
世界史のリテラシー 仏教は、いかにして多様化したか: 部派仏教の成立 (教養・文化シリーズ)

世界史のリテラシー 仏教は、いかにして多様化したか: 部派仏教の成立 (教養・文化シリーズ)

佐々木 閑
仏教の発祥から多数の部派への分岐と仏教の多様化、日本での展開を概観。仏教に関す…続きを読む
近代日本の対中国感情-なぜ民衆は嫌悪していったか (中公新書 2842)

近代日本の対中国感情-なぜ民衆は嫌悪していったか (中公新書 2842)

金山 泰志
日清戦争前夜から日中戦争の頃までの対中感情の推移を、特に子ども向けの雑誌の記事…続きを読む

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/01/19(4074日経過)
記録初日
2014/01/19(4074日経過)
読んだ本
1673冊(1日平均0.41冊)
読んだページ
482801ページ(1日平均118ページ)
感想・レビュー
1468件(投稿率87.7%)
本棚
8棚
性別
外部サイト
URL/ブログ
http://blog.goo.ne.jp/xizhou257/
自己紹介

歴史関係の本を主に読んでます。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう