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さとうしん
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さとうしん
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割と首相が短期間で変わっていたり、憲法で国際紛争の解決手段として戦争放棄を定めていながら、アメリカに再軍備や他国への軍事介入を求められたり、高度経済成長のピークの頃にオリンピックを開催したり、極度の少子高齢化によって若年層の意見が政治に反映されていないことが問題となっていたり、キラキラネームの政党名が目立ったりと、意外なほど日本の現代史と同じような歩みをしているのが印象的だった。そもそも国家の統一が成ったのも1861年と、近代国家の出発点からして日本の明治維新とそう変わらない時期とそう変わらないわけだが…
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憲法で国際紛争の解決手段として戦争放棄を定めている国が、他地域への軍事介入を決定することは憲法秩序を揺るがす大問題で、それに対して政権内外で大きな批判がおこるのはごく当たり前のことなのだと、本書を読めばわかる。

01/27 17:27
さとうしん

極度の少子高齢化によって若年層の意見が政治に反映されていないことが問題となっているイタリアで何がおこったかと言うと、若年層の頭脳流出。優秀な若手の他国への移住ですね。

01/27 17:28
さとうしん

同じ問題を抱えている日本の若年層の取るべき手段として、大いに参考になるのではないかと思う。

01/27 17:29
さとうしん

ベルルスコーニの政党「フォルツァ・イタリア」は、「がんばれイタリア」という意味で、サッカーの応援フレーズから取ったとのこと。他にも「イタリアの未来と自由」とか「価値あるイタリア」とか、ちょっとアレな政党名がたくさん出てくる。

01/27 17:32
さとうしん

こんな政党名を見てると、「みんなの党」とか「国民の生活が第一」なんて党名も、まあこんなもんかという気がしてくる。

01/27 17:33
0255文字
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プロフィール

登録日
2014/01/19(4097日経過)
記録初日
2014/01/19(4097日経過)
読んだ本
1682冊(1日平均0.41冊)
読んだページ
486401ページ(1日平均118ページ)
感想・レビュー
1477件(投稿率87.8%)
本棚
8棚
性別
外部サイト
URL/ブログ
http://blog.goo.ne.jp/xizhou257/
自己紹介

歴史関係の本を主に読んでます。

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