憲法で国際紛争の解決手段として戦争放棄を定めている国が、他地域への軍事介入を決定することは憲法秩序を揺るがす大問題で、それに対して政権内外で大きな批判がおこるのはごく当たり前のことなのだと、本書を読めばわかる。
極度の少子高齢化によって若年層の意見が政治に反映されていないことが問題となっているイタリアで何がおこったかと言うと、若年層の頭脳流出。優秀な若手の他国への移住ですね。
同じ問題を抱えている日本の若年層の取るべき手段として、大いに参考になるのではないかと思う。
ベルルスコーニの政党「フォルツァ・イタリア」は、「がんばれイタリア」という意味で、サッカーの応援フレーズから取ったとのこと。他にも「イタリアの未来と自由」とか「価値あるイタリア」とか、ちょっとアレな政党名がたくさん出てくる。
こんな政党名を見てると、「みんなの党」とか「国民の生活が第一」なんて党名も、まあこんなもんかという気がしてくる。
歴史関係の本を主に読んでます。
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憲法で国際紛争の解決手段として戦争放棄を定めている国が、他地域への軍事介入を決定することは憲法秩序を揺るがす大問題で、それに対して政権内外で大きな批判がおこるのはごく当たり前のことなのだと、本書を読めばわかる。
極度の少子高齢化によって若年層の意見が政治に反映されていないことが問題となっているイタリアで何がおこったかと言うと、若年層の頭脳流出。優秀な若手の他国への移住ですね。
同じ問題を抱えている日本の若年層の取るべき手段として、大いに参考になるのではないかと思う。
ベルルスコーニの政党「フォルツァ・イタリア」は、「がんばれイタリア」という意味で、サッカーの応援フレーズから取ったとのこと。他にも「イタリアの未来と自由」とか「価値あるイタリア」とか、ちょっとアレな政党名がたくさん出てくる。
こんな政党名を見てると、「みんなの党」とか「国民の生活が第一」なんて党名も、まあこんなもんかという気がしてくる。