十月桜の黒鷺さんの感想

話がしょうもない。意外性は特にないし、偽善者を気取る偽悪者しか居なくて作者の人柄が透けてて厳しいものがあるし、主人公の自分語りも生々しくクサイ(自意識エッセイを読んだからそう感じるのかも)。そういう意味で「人の心の底に潜む『醜さ』」という帯の煽りは全く真に迫ってないけど、独特な絵柄ながらキャラの表情は十分な情報量があり、アニメーション的なコマの使い方でキャラはよく動くし、余白の使い方(アシが居ないからか?)による視線誘導も的確。作画はかなり良いと思うので、作者の味にもっと合った話を期待してる。
- コメント(0) - 2016年4月17日

感想・レビュー投稿者

2170冊/397678ページ/女性/104/クリエーター系

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