歌舞伎に踊る囲碁文化のgaryouさんの感想

「金閣寺」に「ここ、絶対笑へるんだけど」といふ部分があつて、でも誰も笑はないのでいつもぢつと耐へ忍んでゐたのだが、やつぱりをかしい場面だとわかつたのでこれからは胸を張つて笑ふことにしたい。全体的には誰向けの本なのかわかりづらい。歌舞伎にも囲碁にも親しんでゐる人つてたくさんゐるのかな? 特に最後の五世幸四郎の章は何の為にあるのか謎。ふりがなが少ないので、歌舞伎に詳しくない人や囲碁に詳しくない人はチトつらいんぢやあるまいか。あと「小栗判官譚」がないのがちよつと意外だつた。単に馬が碁盤に乗るだけだからか。
★1 - コメント(0) - 2016年5月10日

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