ネットカフェ難民―ドキュメント「最底辺生活」のgaryouさんの感想

著書は、格差とは選択肢の多寡であるといふ。そのことば通り、ネットカフェ難民生活をつづけていくうちに最初は多様だつた内容も次第に単調になつてゆく。おそらくもともとは選択肢の多いこども時代を過ごしたであらう著者にとつて、一ヶ月が限界だつたのではあるまいか。
★1 - コメント(0) - 2016年7月11日

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