詩のトポス 人と場所をむすぶ漢詩の力のgaryouさんの感想

詩といふものは昔から人口に膾炙してきた詞章、過去の偉人の詩、そして詠まうとする土地などの影響のもと生まれるもの、といつたところか。著者は別のところで「漢詩といふのは遠くへつれて行つてくれる道具のやうなもの」といふやうなことを云つてゐて、この本を読むと物理的にも時間的にもへだたつたいろいろな場所でさまざまな風景を楽しめる、そんな気がする。
- コメント(0) - 2016年7月13日

感想・レビュー投稿者

549冊/166977ページ/542レビュー

garyouさんの最近の感想・レビュー

ほんもの: 白洲次郎のことなど (新潮文庫)
Obituaries といつたところか。知人の死後、とくに直後にその人のことを書くのはむつかしいなあ…続きを読む
深川安楽亭 (新潮文庫)
短篇集。大まかにわけると師と弟子もの(理解者もの)、生まれつきだから仕方ないもの、笑ひ話、といつたと…続きを読む
C. Auguste Dupin The Trilogy/ The Murders In The Rue Morgue/ The Mystery Of Marie Roget/ The Purloined Letter (English Edition)
何十年ぶりかに読んで「こんなにせりふだらけだつたつけか」と思ふなど。「盗まれた手紙」は「マリー・ロジ…続きを読む
Living with a Dead Language: My Romance with Latin
出版会社で編集をしてゐた著者は退職するにあたつてラテン語の勉強をはじめる。こどもが巣立つた後アルコー…続きを読む
The Fall of the House of Usher
冒頭部分を音読すると、それだけでなんだか重たくどんよりとした気分になつてくる。さういふ気分にさせる音…続きを読む
文学の楽しみ (講談社文芸文庫)
云はれてみれば「classic」に「古い」といふ意味はないなあ。「古典的な」といふ訳をあててしまつた…続きを読む
ログイン新規登録(無料)