図書館の神様の憂愁さんの感想

成り行きで高校の国語科講師になってしまった早川清は、これまた成り行きで文芸部の顧問となった。部員は三年生の垣内君ただ一人。一年間の「部活」を通じて、ゆっくりと清の心はおだやかになっていく。とりわけ、物語の最後に届いた手紙が清を励ます。▽「神様のいる場所はきっとたくさんある。私を救ってくれるものもちゃんとそこにある」。▽ただし、Amazonの紹介にあったような「傷ついた心を回復していく再生の物語」というのとは、ちょっと違うと思った。▽短編『雲行き』を付す。
★24 - コメント(0) - 2016年7月21日

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