夜の淵をひと廻りのふかbornさんの感想

ただの交番警官ものじゃ無いだろうとは思っていたが、やはり奇特な感じ。独特の丁寧な口調ながら毒とユーモアあふれる心象の描き方、暴力やグロい描写と共に人間愛のある湿っぽい文章、と両極端で参っちゃうわ~。主人公の交番勤務のシド巡査が、詮索魔で全住民ストーカー、自己評価の高い自意識過剰な人という裏があるのかと思ったら、本当に知己には高評価なので驚いた。連作短編だけれども、時間の経過は養女の佐知の成長、後輩の相澤や知り合いの刑事の蔵間の出世具合で何十年も過ぎている事が分かる。「新生」からおもむきが変わるのが印象的。
★29 - コメント(0) - 2016年8月15日

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