70歳! 人と社会の老いの作法のhayatamaさんの感想

あたしは、五木寛之を知らない。もちろん名前は知っているが、著書を読んだことがない。敗戦時、11歳の少国民で、朝鮮半島からの引揚者。そして、敗戦から70年ということで、民主主義日本は70歳の老年に差し掛かっていると指摘する。途中、引き上げてこれた者はみな悪人だったから生き残った、とか、老人は使用済み人材であるとか、強烈な言葉がポンポン出てくる。(しかも僧侶を前に!)あとがきを読んで、釈和尚は五木の狂気をいかに引き出すかを狙ったという。その狙いは成功している。肌で戦争を体験している世代の言葉は重く、深い。
- コメント(0) - 2016年8月25日

感想・レビュー投稿者

1437冊/381497ページ/男性/専門職

hayatamaさんの最近の感想・レビュー

いっとかなあかん店 大阪
街場の達人、江さんの新著。あたしはお酒を飲まないヒト(飲めない)なんだけど、江さんの本を読んでるとき…続きを読む
いい親よりも大切なこと ~子どものために“しなくていいこと
薄い本で、昼休み中に読破。こどももそれぞれだし、親もそれぞれなんだから、無理するのはやめようよ、って…続きを読む
父・金正日と私 金正男独占告白 (文春文庫)
殺されてしまいましたなぁ。いろいろと言われたヒトではありましたが、著者が書いてるように、中国がある意…続きを読む
慨世の遠吠え2
内田センセと鈴木邦男の対談集第2弾。内容は非常に刺激的だけど、それは置いといて。30年前の日本だと、…続きを読む
落語に花咲く仏教 宗教と芸能は共振する (朝日選書)
著者が、この本は少し難しいですよ、と予告していたが、分かりやすい語り口は健在。内容が非常に多岐にわた…続きを読む
キャスターという仕事 (岩波新書)
正直、クロ現降板の真相に興味があって購入しました。で、驚いた。このヒトは、筋金入りの「リベラルなジャ…続きを読む
ログイン新規登録(無料)