増補版 時刻表昭和史のhayatamaさんの感想

宮脇俊三が自らもっとも思い入れのある作品と呼ぶ佳作。当初版は一旦絶版になっており、宮脇も非常に残念に思っているのだが、これだけの作品がどうして絶版になるのか、と不思議に思っていた。ふと気づいたのが、本書はまさに「歴史書」であり、歴史の苦手なヒトにはどうにもとっつきにくいということ。各章の主人公は「列車」なのだが、その描かれ方は史記などに見られる紀伝体そのものなのである。あたしは当初版も持っているが、昭和20年8月15日の章は何度読んでも心が震える。
★4 - コメント(0) - 2016年10月20日

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