虹の歯ブラシ 上木らいち発散のflying frogさんの感想

むむむ。デビュー作で相当ぶっ飛んだところを見せた作者だったが、まだまだ底は見えていなかったか(笑)。紫と藍の章は、まだオーソドックスなミステリーに「援交探偵」という特異なキャラのらいちが活きていたが、最後の2章はまた安いネタが出てきたな、という感じ。デビュー作もそうだけど、この作者の書く話はネタそのものは三流なんだよね。それを読ませる破天荒さが取り柄なのだが…。また若いだけあり、クローズドサークルだったデビュー作ではともかく、舞台がリアルな社会になると「世間知らず」さがモロに露見する。あと1作は読むよ。
★34 - コメント(8) - 2016年11月4日
flying frog
何よりエロくない!エロミスという新分野を開拓するか?と期待しながら読んだが、そこは見事にスカされた。やはり作者が若すぎて引き出しが少ないのか……(笑)
★5 - 11/04 21:46

flying frog
ただ、1つ面白い!と思ったのは、怒濤のような伏線の複合解釈。その伏線もわざわざ本文中でゴシック体で表記するという親切さ(笑)。つまり「伏線」というものは本質的に「複数の解釈が可能な記述」なので、回収の仕方は1通りしかないわけではないわけ。つまりミステリーにとって「伏線→回収」は重要な要素ではなく、「証拠」こそ重要なわけだが、伏線張りとその解読に血道を上げる昨今のミステリー(とその読者)をおちょくり倒している、と見える(笑)
★6 - 11/04 22:11

aquamarine
読了お疲れさまでした。さすが、素晴らしい考察ですね。エロくなかったですか?なんか途中でうんざりしたのを最後にでーんとひっくり返されたイメージだったんですが。まあ、とりあえず次までは、ですね^^
★2 - 11/04 23:02

flying frog
こんなのちっともエロくないですよ(笑)。序盤で藍川のファスナーを下ろしたところでは「これこれ!このノリ!」って喜んでましたけど、その後さっぱり(笑)。今のところこの作者、破天荒さだけが取り柄と感じていますが、今回はその破天荒さがちょっと思ってた(期待してた)のと違う、という感じです。ま、次に期待します。(次を読む頃には、この作風にこっちが慣れてるかも笑)
★2 - 11/04 23:09

いちご姫
アセアセ... ( -`Д´-;A)読むの早過ぎです(笑)しかも、エロくない??エロミスじゃなかったのね(笑)
★2 - 11/04 23:46

flying frog
エロさは物足りないです!(笑)。次作に期待(笑)。いちご姫さんも、はよ(笑)
★2 - 11/04 23:48

いちご姫
しばしお待ちよ(笑)しかし、私にとってはエロすぎかもですよ( ^∀^)(笑)
★2 - 11/04 23:53

flying frog
それは読んでのお楽しみ、ですねww
★2 - 11/05 00:01


感想・レビュー投稿者

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