恋するソマリアの黒鷺さんの感想

電気も水道も勿論ネットもない世界、砂と羊に囲まれナゾの草をバリバリ食っているソマリアでの暮らし、それらが色鮮やかな現実感を湛えているのは、筆者のディティールへの観察眼とソマリアへの愛によるものだろうと思う。そこでの生活を描写するだけでこんなに面白いのは驚きだ。作者の活動力と剽軽さには見習うところがある。異なる世界を見せてくれた一冊だった。
★9 - コメント(0) - 2016年12月8日

感想・レビュー投稿者

2170冊/397678ページ/女性/104/クリエーター系

黒鷺さんの最近の感想・レビュー

潜熱 1 (ビッグコミックス)
魔性的なヤクザのオッサンの魅力と、”処女っぽい”主人公の魅力が、絵と演出で忌…続きを読む
勇者ヴォグ・ランバ(2)<完> (アフタヌーンKC)
政策プレゼンが作者の想像であり漫画としてドラマになっていないところに問題があるのか…?…続きを読む
勇者ヴォグ・ランバ(1) (アフタヌーンKC)
女性の描き方とキィハのデザインは白眉だと思うんだが、本作に重版がかからないんだな。表紙が良くないのか…続きを読む
ウルトラマンが泣いている――円谷プロの失敗 (講談社現代新書)
切ない。面白さに誠実であることと商売として成立させることは一致しないにしても、必ずしも矛盾しないはず…続きを読む
それでも町は廻っている 公式ガイドブック廻覧板 (ヤングキングコミックス)
絵の塗りだけで震えた。教えられてしまうことで失われる体験もあるが、堪え性がないので読んでしまう。漫画…続きを読む
ログイン新規登録(無料)