きみといたい、朽ち果てるまで ~絶望の街イタギリにてのわらびさんの感想

全てが狂っている。といいたくなるくらいグロテスクでサイコパス的な表現が多かった。しかしながら、坊木さんの持つ力なのか、読んでいても不快に感じないばかりか、終盤の晴史とシズクのささやかな絶望の街での恋愛は心に訴えかけるものがあった。樹戸の正体やシズクがシナズであることはかなり早い段階から分かってしまったが、じゃあ、この先どういうストーリーで話が進んでいくのか、と期待を持たせてくれた。サイコパス恋愛ホラー?
★3 - コメント(0) - 2016年12月28日

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213冊/60054ページ/男性/大学生・院生

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