悪意の月夜さんの感想

加賀恭一郎シリーズにしては胸に響くものがなかったな。謎解きしてはひっくり返りの連続で、犯人の思惑どおり被害者・加害者の人物像が読者のなかでもあやふやなままだったからだろう。真の動機は死を前にして「彼」そのものに成り代わりたかったというところか。中学校生活にそれほど辛い思いをした人が何の情熱も持たないまま教職につくのも疑問。
★8 - コメント(0) - 1月7日

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110冊/39279ページ/女性

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