殺人犯はそこにいるのShigefumi Chidaさんの感想

一つの未解決事件の取材から五つの殺人事件を浮かび上がらせ、解決へと挑む過程で一人の無実の人間を獄中から救い出し、真犯人に迫った記録。殺された幼女達の恐怖、罪なくして18年も自由を奪われた人の苦しみ、娘を殺され尚まだ犯人も捕まらない親の悲しみは涙なくしては読めません。そして何ゆえ事件は未解決なのか?誰のプライドのためなのか?戸惑いの中に、それでも我々は司法に守られて生きていくのだと思うとき、背筋の寒い思いがしますのです。他人事ではない。殺人犯はそこにいる、、
★22 - コメント(0) - 1月9日

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86冊/32124ページ/男性

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