沈黙のゆーやさんの感想

2017年3冊目。マーティン・スコセッシ監督の映画『沈黙-サイレンス-』の原作。キリシタン弾圧下の日本で、多くの日本人信者たちが苦境にある中、「神はなぜ黙っているのか」。パードレであるロドリゴが信仰を頑なに守れば守るほど、信者たちが殺されていく現実。それでも「転ぶ」ことなく信仰を貫くことは、神のためなのか、教会の汚点になりたくない自分のためなのか。神がいなかったとしたら、苦難を乗り越えてきた宣教師も殉教者たちも、あまりには滑稽ではないか。タブーともとらわれかねない根源的な葛藤を描く衝撃的な作品だった
★23 - コメント(0) - 1月9日

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