殺人犯はそこにいるのaoyaさんの感想

菅家さんは、「やっていない」と何度言っても聞く耳を持たない自供を強いるだけの警察のことは諦めても、この国は信じていた。裁判になれば、無実なのだから絶対に間違っているDNA型鑑定と無理やりに作られた自供を裁判官が見抜いてくれると信じていた。それが無期懲役刑で冤罪とわかるまで17年半も刑務所に……。信じていた菅家さんの気持ちを思うと何ともやりきれません。いろいろ考えさせられる一冊で、読んでよかったです。事件をここまで掘り下げた清水さんの地道な取材力には頭が下がります。
★25 - コメント(0) - 1月9日

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149冊/60229ページ/女性

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