iのこうちゃさんの感想

☆5 自分の境遇や自身が存在していることに憂慮していたアイ。高校の入学式の翌日、数学教師が言った「この世界にアイは存在しません。]に衝撃を受ける。その言葉は、彼女の胸に居座り続けることになり、益々自身の存在意義がわからなくなる。自分のこと。世界中で起こる悲劇。両親、ミナやユウのこと。[想うこと]で生まれる圧倒的な強さと優しさ。読み手の自己肯定感にかかわらず、作家・西加奈子の渾身の[叫び]が届くことだろう。又吉直樹さん、中村文則さん絶賛の長編小説。
★46 - コメント(0) - 1月10日

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