殺人犯はそこにいるのじいじさんの感想

 度肝を抜くタイトルだ。〈真実〉だけを追い求める記者魂が敢然と警察・検察の厚い壁に立ち向かうノンフィクションは凄いインパクトです。忘れかけていた幼女連続誘拐殺人事件が鮮明に蘇ってきた。唯一解決したと思われた「足利事件」に冤罪の疑惑が…。「なぜ、パチンコ屋などに娘を連れて行ったんだ…」と非難を浴びる遺族。著者と遺族母子が渡良瀬川河畔の現場に立つシーンは、涙がこみ上げてきて読むのが辛かった。「冤罪と真犯人の野放しは表裏一体だ」の一文が重く伸し掛かってくる…。小説では味わえない重い緊張感で読み終えた。
★121 - コメント(4) - 1月10日
かんこ
「桶川ストーカー事件」も清水さんの働きで事件が解決に導かれたのでしたね?清水さんの後に続く人がもっと沢山出てきてくれたら、と思います。これがフィクションではないゆえに、私はまだ読めないでいます。読後感の重さに耐えられそうになくて。。。
★3 - 01/10 22:42

じいじ
かんこさん、同感です。信念を持ったジャーナリストだと思います。ぜひ、頑張って読んでみてください。
★3 - 01/11 05:04

うらくら*♡
じいじさん★☆こんにちは!流石のレビューです!!ホント私もあの河原の場面は泣いてしまいました。辛いですよね(><)冤罪と真犯人の野放しは表裏一体だと思います!これからも正義で世の中を導いて欲しいです。
★3 - 01/11 11:29

じいじ
うらくらさん、コメントありがとうございました。ノンフィクションだけに胸にぐさりと刺さります。いまだに重い余韻が残っています。彼のような正義感に燃えるジャーナリストがもっと出てくることを願いたいです。
★3 - 01/11 12:30


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