ねこ先生のまつげさんの感想

『吾輩は猫である』を読む前に読んでおくと、より楽しめるかなと思い、これを手に取った。漱石の帝大講師時代の家庭・職場の両面が事実をもとに描かれているけれど、ドラマチックというか、あくまでもフィクションを交えながらだからか、とても読みやすかった。この作品の中での漱石が本当の漱石の姿なのかは分からないけれど、もしそうだとしたら、漱石と『こころ』のKがとても似ているように思えた。というよりも、漱石はKに自分を重ねて描いたのかもしれない。だからこそ、この人物に〈金之助〉のKと名付けたのかもしれないと思った。
★5 - コメント(0) - 1月10日

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154冊/50421ページ/女性/21/大学生・院生

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