きみといたい、朽ち果てるまで ~絶望の街イタギリにてのY.C.STUPIDさんの感想

思ったよりも主人公とヒロインの交流は印象に残らず、描写の量を割かれているのは街とオカマジジイという。その配分から考えるに、志向しているものはあくまでグロテスクなもので、ラスト10ページの狂気的行動へ辿り着くために恋愛が用いられ、その副産物としてたまたま泣けるにすぎないのかもしれない。これは恋愛小説じゃないのだ。終わり方は確かに美しいです。
★8 - コメント(0) - 1月11日

感想・レビュー投稿者

394冊/134799ページ/168レビュー/男性

Y.C.STUPIDさんの最近の感想・レビュー

翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件 (講談社文庫)
面白かったかというとそうでもないんだけど、「楽しかった」! なぜか妙に心に残る珍作、ということでいい…続きを読む
倒錯のロンド (講談社文庫)
とにかく面白かったという一言に尽きる。ぜんぜん関係ない話だけど小説書いてて病んでいく人物ってよく小説…続きを読む
ハイペリオン〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)
感想は下巻へ持ち越す。司祭の物語のインパクトが物凄い。続きを読む
君の膵臓をたべたい
ついに読んだ、そしてなんと良かったのである。続きを読む
あじさいの季節に僕らは感応する1 (ファミ通文庫)
目新しい内容ではないが、挿絵での演出がなかなか。志茂さん小説上手いよなー。しかし驚くほど読んだ人が少…続きを読む
終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか? (角川スニーカー文庫)
恋心の向けられ方を冷静に認識して、きちんと対処を取ろうとするヴィレムに好感を抱くのであった。あとトカ…続きを読む
ログイン新規登録(無料)