きみといたい、朽ち果てるまで ~絶望の街イタギリにてのはやみさんの感想

残酷な描写がてんこ盛りなので苦手な方はご注意を。決して『泣ける』お話ではないと感じましたが、この物語の持つ退廃的な雰囲気は好き。宮部さんの選評にもある通り、いろんな要素が盛りだくさんで回収しきれなかった感はあるものの、初めから最後まで引き込まれ、結果一気読みでした。描写は凝っているものの、物語の展開としてはあっさりなので読みやすかったです。主人公が光を取り戻すラストは、一縷の希望も感じることができ美しいものでした。
★7 - コメント(0) - 1月11日

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600冊/160689ページ/女性/サービス業

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