聖なる怠け者の冒険のベルさんの感想

森見登美彦らしく、独特の言い回しと軽快なリズムで進んでいく作品。途中までは「新訳走れメロス」や「四畳半神話体系」のような感じで楽しく読み進めていけたが、後半になるとメルヘンが強くなりすぎてわかりにくくなっていった。最後をわかりやすくまとめて帳尻を合わせた感はあるが、作品としてのクオリティはそんなに高くなかったように思う。。。自分が京都の大学を出たので、京都の大学生を主人公にした作品が多く共感できる森見作品が好きで読んでいたので、そうでないこの作品は不完全燃焼だった。
★14 - コメント(0) - 1月21日

感想・レビュー投稿者

25冊/7509ページ/男性/27

ベルさんの最近の感想・レビュー

のぼうの城 下 (小学館文庫)
自分は映画を観てからこの本を読んだが、内容もオチも知っているのにもかかわらずとても面白く読めた。改め…続きを読む
のぼうの城
「忍びの国」に続いて二作品目の和田竜の作品。「忍びの国」と変わりなく、史実を元にした時代小説。人名が…続きを読む
春から夏、やがて冬 (文春文庫)
ミステリーと言うよりは、人間の心理を書いた作品。人間は色々な事柄が積み重なって人格を形成していて、そ…続きを読む
僕は君を殺せない (集英社オレンジ文庫)
ホラーの要素を含んだミステリー。あと、短編も二つ。序盤はお、どうなるんかな??っと思いながら読めたが…続きを読む
風味絶佳 (文春文庫)
短編集。甘くて純粋で、時々冷酷で複雑。結果理解不能。でも愛しい。全編を通してそんなイメージを受けた。…続きを読む
忍びの国 (新潮文庫)
本格的な歴史小説と上質な娯楽小説を上手く融合させた作品だと思った。 史実と物語の交わりかたが絶妙で、…続きを読む
ログイン新規登録(無料)