あこがれのカイオンさんの感想

川上未映子さんの長編の中で一番良かった。誰かの悪意も身近な不幸も、隣に誰かがいてくれたら救われる。これは掬われると書いたほうが正確なのかもしれない。善意などこの世の何処にも存在しないかもしれないけれど、読後感はとてもすがすがしかった。
★19 - コメント(0) - 2月1日

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