ぼぎわんが、来るのmatsumoto@読書中さんの感想

これは怖い。ホラー小説を読んで恐怖を感じたことはほとんどないのだが、マジできた。第一章の頭、語り手が子ども時代、怪異に遭遇する箇所がなんとも気味が悪く、そこからぐいぐい引き込まれる。つまるところ、化け物と能力者の対決というシンプルな物語なのだけれども、章ごとに語り手を変える構成や、枝葉の作り方がうまい。傑作。
★12 - コメント(0) - 2月21日

感想・レビュー投稿者

494冊/162537ページ/男性/その他

matsumoto@読書中さんの最近の感想・レビュー

文庫 ヒッチコックに進路を取れ (草思社文庫 や 2-1)
ふたりの映画狂がヒッチコックの全作品について、1本1本、楽しげに語る語る。読んでいると、ヒッチコック…続きを読む
許されようとは思いません
収録の5篇すべてが「当たり」の高水準短篇集。帯のコピーに「暗黒ミステリ」とあるとおり、妄執や狂気-人…続きを読む
カブールの園
著者本来のジャンルであるSFは一冊も読んだことがなく、この純文学中篇集が宮内悠介のお初。表題作は日系…続きを読む
反オカルト論 (光文社新書)
心霊現象など従来のオカルトだけでなく、STAP細胞や江戸しぐさまで含めた欺瞞や盲信を「オカルト」とし…続きを読む
ぐうたら上等
中野翠のコラム集は、毎年必ず読んでいるわけではないのだが、一年を振り返るのにちょうどいいし、著者の美…続きを読む
涙香迷宮
2016年最後の読了本。不勉強ながら、この本を読むまで「いろは」のことをまるで知らなかった。旧かな四…続きを読む
ログイン新規登録(無料)