「普通がいい」という病~「自分を取りもどす」10講のKAKAPOさんの感想

P111「感情の井戸」図5-1を見た時、私は、岸田秀さん+伊丹十三さんの共著『哺育器の中の大人』のP179~187「自我の領域」図1~14を見た時以来の驚きを感じました。それは、確かにそうだ!と日頃感じている疑問をスッキリ腑に落とす明快さがあったからです。この本には、心理学などに馴染みのない人でも心の構造をザックリつかむことができる図が多く、急激に変化する現代社会のなかで、多くの人が感じている窮屈さなどの問題が、どのように生まれたかを示唆するとともに、読者が自分の課題として問い直すことを可能にしています。
★35 - コメント(7) - 3月5日
KAKAPO
Natsukiさん、ミカママさん、かめよんさん、Hitoshi Mitaさん、yoshidaさん、こんにちは。ナイス!ありがとうございます。この本の凄さを255文字で表現することができなくて、廃盤でマイノリティ!?しか読んでいない?『哺育器の中の大人』との比較に頼った感想・レビューを書きましたが、ぜひ激しく移り変わる社会に窮屈さや取り残された感じを味わっている方に読んで欲しいと思いました。もしかしたら貴方は他人から押し付けられる価値観や効率至上主義のマニュアルに疑問を感じる過敏な人なのかもしれませんから…
- 03/05 12:50

KAKAPO
kinkinさん、hundredpinkさん、こんにちは。ナイス!ありがとうございます。本のテーマとは違いますが「宗教が世界の枠組みを説明したように、企業が社員にビジネスの枠組みを説明する時、そこは顧客が人間であることを忘れた、胡散臭いガイドラインが示されます。でも社員は構成員になるまでの間、それぞれの人生を歩んできているわけですから、個々に異なった価値観や、行動指針を持っているわけで、組織の中で相反する感情を持つ場合があります。そんな時、私たちは、自分を捨て組織の中で普通であろうとするのかもしれません。
- 03/05 13:02

KAKAPO
KAZOOさん、イーストゲーさん、ななさん、秋桜さん、こんにちは。ナイス!ありがとうございます。もしかしたらネット社会も「普通がいい」という病に拍車をかけるシステムなのかもしれませんね。色々な意味で恵まれているひと、そうでないひと、普通のひとの生活が分かり、他者がどのようなことを考えているを知ることができる社会(でも、ネットに参加しているひとがマジョリティであったり、オピニオンリーダーであったりするとは限らないんですけどね…)は、他者の表に出ている面と自分のすべてとを比較してしまいがちなのかもしれません。
- 03/05 13:57

KAKAPO
キューポップさん、こんにちは。ナイス!ありがとうございます。「普通がいい」と自分の心の叫びを抑圧する人は、一見、従順な人に見える。自分の心の叫びを抑圧しないで、社会に適応する方法は、「怒り、哀しみ」を誰にも見せないノートに書くこと…読書メーターの「つぶやき」には、書けないですものね^^;
★1 - 03/05 14:19

KAKAPO
くるぶしふくらはぎさん、綾さん、ナイス!ありがとうございます。アルテさんが、ご自身のご感想・レビューに書かれているように、この本には多様な分野の専門書からの引用が書かれています。この本の説得力は、泉谷先生ご自身が、正解のない問いに立ち向かうために反芻した本の数と親身になってクライアントに寄り添う姿勢から生まれているのだと思いました。
★1 - 03/05 15:14

KAKAPO
ヴェルナーの日記さん、四耐四不さん、ナイス!ありがとうございます。まだ一回目なので、結論を急ぐつもりはありませんが、病にならないためには、表向きは協調して社会との接点から求められる仕事をこなしながら、そこに発生する軋みは誰にも見せないノートへの露土でバランスをとる。ということでしょうか。もちろん、その間にも、孤独な闘いの中で、見えない本質に少しでも迫ろうとする努力を忘れてはいけない。
- 03/05 18:37

KAKAPO
冬木楼さん、0607xxxさん、さらさん、ナイスネイチャさん、あめふりぞうさんさん、90acさん、Walhallaさん、かもめ通信さん、spell-missさん、ミッキー・ダックさん、tetsuさん、sora_blueさん、Ayaさん、cryptoryouさん、心さん、ehirano1さん、ヘルニアさん、おれんじぺこさん、ナイス!ありがとうございます。泉谷さんは、人間が生き生きと存在するためには深い感情が自由に動いていることが不可欠なので「心の吐き出しノート」を用意し怒りを文字にすることをすすめています。
- 03/11 12:24


感想・レビュー投稿者

903冊/252696ページ/男性/58/専門職

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