沈黙のさやさんの感想

とても深い作品です。まえがきから入り、続くロドリゴの書簡でロドリゴの心情に寄り添った。そこからロドリゴに注目した三人称視点に戻る。ロドリゴが捕らえられてからは自分自身も痛みを感じながら読み進めた。「ほんとうに神はいるのか。いるならばなぜ、沈黙なさるのか。」といえ恐ろしい問が私の中でも渦巻く。自分の愛してきたものへの疑惑ほど恐ろしいものはない。
★50 - コメント(0) - 3月15日

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157冊/40507ページ/女性/大学生・院生

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