蜜蜂と遠雷の王冠さんの感想

この本はざっくり言うと、種類の異なる天才同士が良い方に良い方に化学反応しあって、音楽というものを見直しまくる本だった。描かれるシーンひとつひとつが綺麗で魅惑的な世界だけど、兎に角長い!「凄い演奏シーンだったなぁ、えっ、まだあるの!?」を私はそれこそ二次審査の時点から繰り返したし最後はホントにヘトヘトだった。だからこそあの最後の一ページが素敵だった。「ああ、彼らは今後もピアノを弾き続けるんだな」って登場人物達の未来を素直に感じられた。良い余韻だった。
★38 - コメント(0) - 3月19日

感想・レビュー投稿者

80冊/27710ページ/女性/23/事務系

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