罪の声のあっ!chan さんの感想

世間を震撼させた「グリコ森永事件」だったが、当時東北で独身時代を過ごしていた自分にとって、大阪の出来事はどこか他人事だっような…事件の記憶も殆ど無いけど、膨大資料に基づき組み立てられた物語、フィクションだからこそ「こんなに運を感じたことないです」と語らせ、執念によって綴られていく真相の追及とそこに関わる人間関係、リアルで夢中でページを繰った。犯罪のきっかけは家族の幸せだったかもしれないが、もたらした結果で誰も幸せにはなれなかった…最終章そして最後の親子の再会シーンは切なくて切なくて涙なしには読めなかった。
★67 - コメント(0) - 3月20日

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