戦争における「人殺し」の心理学のTCrbさんの感想

「ベトコン一人殺すのに5万発」というのは聞いていたが、その裏にある心理学的理由についてはしっかりと理解していなかったように思う。「そもそも人殺しへの抵抗感は強烈なものだ」という当然と言えば当然ながらも真には軽視されがちな事実をもとに、豊富な実例と学説を引いて解いている。戦いと殺しに関する、様々な「常識」を揺さぶる一冊。
★3 - コメント(0) - 2011年2月21日

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266冊/92399ページ/男性

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