植村左内『これが創価学会だ 元学会幹部43人の告白』しなの出版(1967/10/10)286ページ。
表紙画像
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内容は学会員の日常活動、会員と脱会者の座談会、日蓮正宗教学への批判などで、本書で初めて日蓮正宗歴代の本尊に「山の神」などが勧請されたケースのあることなどが写真入りで報告された。
刊行前の段階で情報を得た創価学会側は、竜年光、辻武寿らが自民党関係者に相談、池田大作と竹入義勝の連名で出版禁止仮処分を東京地裁に求めたが却下された。
学会側は名誉棄損で民事訴訟をおこすとともに、新宗連理事長でもあった庭野日敬立正佼成会会長を刑事告訴した。
庭野は佼成会で初版十数万部をほぼ全冊購入し、新宗連加盟各教団や伝統仏教教団に配布した。
学会側は古田重二良日大会頭に仲裁を依頼し、結果、『これが創価学会だ』は十万冊以上が回収され日大グランドで焚書された。
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