特殊能力を持ってしまった3人の女性を物語りの主人公に据えた3編の短編集。超能力者を正義の味方に設定したマンガは多いが、実際に超能力を持っていたとしたら、普通の人を遥かに超える自制心が必要であり、本人や家族には、人に言えない苦しみがもたらされる。
夢の中で未来の映像を見てしまう幼い智子は、夢の意味を理解することができなかった。火を発生させることのできる淳子は、その能力を使う時、感情をコントロールする事が出来なくなり暴走してしまう。人の心を読むことができる貴子は、その能力と引き換えなのか、意識の失う事が増える。
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