主人公である広報官が、個人的にも追い込まれた状況にありながら、情報の開示を拒む組織と、マスコミの間で板挟みになっている状態で物語が進む。そして、そこに長官の慰問を段取りするという難題も降りかかる。
とにかく警察のしくみが分からないと、物語について行けない。警察のしくみについて、全く知識が無かったことを思い知らされた。事件の解決に向かって全員が一丸となって邁進してくれていると思っていたが、当然のことながら、実際には、まるで『半沢直樹』が勤める銀行のように本部と所轄の関係や出世争い?のようなものがあるようだ。
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