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英語でミステリ読もっ♪

(テスト)"I'm travelling alone" THREE -- Spoiler Welcome
トピック

たま佳
2017/04/20 20:49

Chapter33から50まで、ネタバレOKのトピックです。

あらすじ↓

THREE

Chapter 33
退役軍人の犬が殺されて、縄跳びで木に吊るされる。

Chapter 34
目撃証言から作成された犯人の女のモンタージュが新聞の一面を飾った。が、有力な情報はない。3番目と4番目の現場に残されていた血液はブタのものだった。
ミアはロジャーと同じく服装倒錯者である古い友人を訪ねた。聞くとランディは客だったという。何度か一分の隙もないような女と連れ立って来ており、その女は目の色が左右で違っていたという。
ガブリエルから電話が入る。ロジャーにメッセージを送信した電話の持ち主を突き止めるには違法な手段が必要だという。ミアは全責任は自分が負うと告げゴーサインを出した。
別のバーに立ち寄りビールを飲みながらロジャーへ送られたメールについて考えているとそこへ再びスザンヌが現れた。そしてミアがつぶやいていた「Who's there?」は、ハムレットの最初の台詞だという。スザンヌ愚痴を聞いていると再びガブリエルから電話が。ロジャーにメールを送った電話の持ち主は2010年に亡くなった老女だった。

Chapter 35
女は洗面所の鏡の前で、茶色の目のほうに青いコンタクトレンズをはめる。安全運転を心掛け職場に向かう。警察に止められたりなんかしたら、車が彼女のものではないこと、本当はマリン・ストルツではないことがわかってしまう。
着替えを済ませ同僚とあいさつをかわす。目立たぬようにしなくてはならない。

Chapter 36
また二日酔いで目覚めたミア。記憶が曖昧で、ホルガーに電話してしまったかもしれない。
スザンヌはミアの部屋に泊まった。

Chapter 37
上司に呼び出されたホルガー。ゆうべ泥酔して電話をかけてきたミアを問題視している。(各々の携帯電話は署で相手や内容をチェックされていた)
ミアに精神科医のカウンセリングを受けさせなければ、彼女を捜査から外すという。隠遁先から引っ張り出しここまで捜査を進めてきたのは彼女だと主張するが、マスコミに電話のことがばれたらどうするつもりだと言われホルガーはしぶしぶ了解する。

Chapter 38
ケアホームに行く車内でホルガーはミアを諭す。ミアは泥酔してやっぱり電話をかけていた。
携帯電話の持ち主であるベロニカ・バックは2010年に亡くなっており、その住所には俳優である孫のベンジャミン・バックが住んでいる。
ミアは遺留品のうち、教科書に書いてあった名前と「誰かいる?」のメッセージが重要だと考えていた。

Chapter39
ケアホームに到着し、ホルガーは母親に会いに、ミアはホールで待つことに。そこでミアは写真におさまるベロニカを見つけ、マリンという職員に尋ねるとベロニカはなくなる前の年にあるゲームで優勝したのだと教えてくれた。
ミアはガブリエルに電話をかけ、ケアホームの職員、入所者のリストを依頼する。
電話を切ったところへホルガーが感じのいい女性職員と階段を下りてくるところだった。彼女の名前はカレン。ふたりは相当親しげだった。
戻る車内でホルガーはミアにカウンセリングを受けろと切り出すが、ミアは取り合わない。それでいい。ふたりは無視することにした。

Chapter 40
Aften社内。ミケル、シルエ、エリック、グラングは会議室にいた。ミケルにかかってきた電話について、記事にするか先に警察に行くべきかどうか話し合っている。そこへ番号不明の電話がかかってくる。犯人からだった。「アンドレアかカロリン、どちらを生かすか選べ。決めなければ二人とも殺す。1分後電話する。チクタク」電話は切れた。

Chapter 41
光の家の教会。説教を終えた神父は子どもたちを出すためにドアを開ける。ラケルだけが教会に残されている。神父はルーカスに「ラケルはもうしばらく神と私と一緒にいなければならない。その間誰にも邪魔されないように頼む」と言う。ルーカスにはわからない。なぜ神父様にとってラケルだけが特別なのだろう?

Chapter 42
Aftenposten社会議室。究極の選択を迫られ追い詰められていく4人。刻々と時間だけが過ぎていく。そして電話が鳴る。どちらも生き残ると泣きながら訴えるシルエに犯人は、どちらかを決めるルールだ、神になったような気分だろうと言う。答えを出せずにいると犯人が冷たく言い放った。「わかった。残念だがそれが望みならしょうがない。どうも」
「待って!!」シルエの叫びは届かなかった。電話はすでに切れていた。

Chapter 43
有力な情報に懸賞金が出されることになった。
テラスで話すホルガーとミア。ミアは事件にはホルガーに何らかの関係があると思うと告げる。
ガブリエルが顔を出す。ミアが頼んでいたリストが手に入ったらしい。ミアはキムとルドヴィグにクロスチェックさせてくれと指示。
その後今度はアネットが進展を告げに来た。「Aftenpostenの記者が犯人と電話で接触した」という。

Chapter 44
ミアはベロニカ・バックのひ孫、ベンジャミン・バックに会って話を聞いた。曾祖母がホームに入って以来7年、彼がその部屋に住んでいるという。そして曾祖母は携帯電話など持ったことはないという。
それを聞いて話を切り上げようとしたミアだったが、彼女の頭にあることがよぎる。曾祖母の遺産は彼の父親が継いだが、実はベロニカも教会に遺産を分け与えていたのだった。

Chapter 45
トビアスは教会の裏手で監視を続けていた。ラケルのことが頭から離れない。
すると教会の裏口からラケルが飛び出してきたではないか。ラケルは全速力で走ってきてフェンスを掴むが、男たちに取り押さえられ教会の中に連れていかれてしまった。
いったい今のは何なんだ?ここではいったい何をやっているんだ?トビアスはナイフと作った地図を持ってフェンスに向かった。

Chapter 46
Aftenpostenの記者が犯人からコンタクトがあったのは数日前だという。だが彼らに事情聴取はできない。
ヘーネフォスの嬰児誘拐事件の責任者はホルガーだったこと、ハムレットは復讐の物語だということ。ロジャー・バッケンにメールを送った携帯電話はホルガーの母親と同じホームに入所していたベロニカ・バックの名義だったこと、そしてベロニカ・バックも教会に遺産を残そうとしていたこと。偶然が多すぎることにミアは納得がいかない。しかしカフェで話しながら事件を振り返っていたふたりはある事をおもいつく。
ホルガーはマリオンを迎えに行き、カフェにひとり残ったミア。ビールを飲むと冴えてくるような気がする。「ビールのおかわりを」

Chapter 47
またミアは飲み過ぎていたが眠れずにいた。そこにホルガーから電話がかかってくる。アンドレアとカロリンの遺体がみつかった。

Chapter 48
トビアスはフェンスの出入り口を調べたが、カギが掛けられていた。寒くなってきた上に空腹で弱気になってきていた。警察に行くべきではないのか?ラケルは自分をだまそうとしているんじゃないのか?トーベンはどうしているだろう?
すると男がふたり、女の子を挟んで建物のうちのひとつから出てくるのが見えた。ラケルだ。彼女は手首を縛られ頭に袋をかぶせられ、半ば引きずられるように歩いている。男たちは立ち止まり、ひとりがひざまづいたかと思うとラケルが消えた。しばらくして男たちは建物の中に戻っていった。
トビアスの弱気は吹き飛んだ。
ラケルは地下シェルターのような場所に入れられたに違いない。トビアスはフェンスを超えると農場を這い進み、ラケルが消えたあたりでハッチを見つけた。
ハッチには南京錠が掛けられていたが、それを開けるのはトビアスには簡単なことだった。
ハッチを開けると下に降りる梯子があった。梯子を下りながらトビアスは声をかけた。「ラケル?いるのかい?」

Chapter 49
Isegran砦で見つかったアンドレアとカロリンの遺体は木の杭を挟んで横たわっていたという。その杭の先には豚の頭部が突き刺されていた。
ガブリエルからの砦に関する情報は大して役には立たなかったものの、著名なノルウェー人画家ムンクの母親と叔母がフレデリクステッドに住んでいたことがあるという。ふたりのムンクの母親。ミアは事件がホルガーに関係しているという確信を得る。

Chapter 50
アンドレアとカロリンの現場に到着したミアとホルガー。顔なじみの鑑識が言うには、ふたりはここで1時間ほど前に殺害されたのだろうということだった。アンドレアの小指の爪には3本のきず、カロリンのには4本のきずがやはり残されていた。
携帯電話が鳴るが発信者を確認して3度ともムンクは応答を拒否した。続いてミアの携帯電話が鳴る。ガブリエルだ。一度は拒否したがすぐまた鳴り始める。よほど重要なことなんでしょうねと電話に出たミアに、取り乱したガブリエルが叫ぶ。「すぐにムンクに伝えて!暗号を解いたんだ!マリオンだよ、マリオンが5番目だ!!」

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