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英語でミステリ読もっ♪

(テスト)"I'm travelling alone" SIX and SEVEN -- Spoiler Welcome
トピック

たま佳
2017/04/20 20:59

Chapter76から89まで、ネタバレOKのトピックです。

あらすじ↓

SIX

Chapter 76
捜査会議は続いている。状況を把握し切れていないにも関わらず先導しようとするミケルソンにチームはいら立っている。
中座したキムが、ジョアンヌの遺体を発見したトビアスの失踪が事件と関係があるかもしれないので通報してきた教師に会うと言うと、ミケルソンは後回しにしろと言ってきた。事件に関係がある可能性が少しでもあるなら後回しにすることはできないとアネットが進言するとミケルソンはしぶしぶキムを行かせることに同意した。
そして今度はアネットの携帯電話が着信を告げる。本署にマリン・ストルツが出頭してきたという知らせだった。アネットはカリーを引き連れて本署に向かう。

Chapter 77
ホルガーはケアホームの物置で目を覚ます。ドアには鍵がかけられ、携帯電話は行方不明。ようやく出ることができたホルガーが本部に電話をかけるとルドヴィグが出て、マリオンがセーフハウスから連れ去られたこと、マリン・ストルツが出頭してきたことを聞く。ホルガーは犯人は誰かに気付く。

Chapter 78
ストルツの尋問をするアネットとカリー。だがマリオンのことは知らない、自分は老人に対して詐欺を働いたから出頭したと言う。名前もカレンの指示でマリン・ストルツと偽名を使うことになったが本名はメイケンだという。
ふたりには目の前にいるか細く物怖じしている彼女が本当にこんな事件を起こした犯人なのか疑問がわく。
そこにホルガーが現れ、メイケンにカレンはどこだと詰め寄るがわからないと言う。
アネットの電話が鳴り、ガブリエルからキースの動画のGPS解析がようやく終わったと知らせが入る。
ホルガーはアネットとカリーをそこへ行くよう指示し猛然と駆け出した。

Chapter 79
ミアは目を覚まし自分が監禁されていることがわかる。カレンがいる。モニターには眠っているマリオンが映し出されている。まだ生きている。ここはカレンの生家だった。
カレンは話を始めた。
母親が病院で働いていていろんなことをそこで教わったこと。
凄惨な子ども時代。
メイケンとふたりで、教会と組んで老人から相続詐欺を働いていたこと。
メイケンの友達だったロジャーを利用したこと。
ヘーネフォスの赤ちゃんは、カレンが交通事故で入院している間に死んでしまったこと。
そしてミアが妹を殺したこと・・・

Chapter 80
カレンの妹リヴは13歳で学校に行くのをやめ非行に走った。やがて薬にのめり込み、売人だったマーカスと出会い一緒に行動するようになる。
そしてあの日、キャンピングカーにはリヴとマーカス、シグリッドという若い女がいた。そこへミアが踏み込んできた。マーカスは彼女に襲い掛かろうとして射殺された。
リヴは病院に入り、外出することを許されるほどによくなった。だがマーカスもヘロインも失われてしまった今、彼女に生きている意味などなかった。ある日、彼女は首をつって自殺したのだった。

Chapter 81
カレンの様子がだんだんおかしくなってきてミアは時間をかせぐため、マルガレーテの話をするよう促す。
マルガレーテには天国の学校で友達と先生が必要だ。だから5人の少女を殺したのだった。そして先生とはミアのことだった。
マリオンがいる部屋はウィリアム・キースに作らせたものだった。
そしてキースとカレンはある日思い付きで、彼が何かに怯えている動画を撮った。しかもその動画のGPS情報は偽装されているという。指し示す場所はこのすぐ近くの空き家。あの動画は罠なのだ。
ミアの腕に点滴の針が差し込まれた。

Chapter 82
チームはSWATと共に、通りの最後の空き家を遠巻きに見張っていた。ホルガーの一声で突入できる状態だった。
何を待つ必要があるのかと突入の命令を今かと待つカリーをキムが抑えている。ホルガーはじっと考えていた。あの家にマリオンがいる。
「突入だ」
ホルガーがトランシーバーに言った。

Chapter 83
マリオンが目を覚ました。
部屋は明るいのに自分はぐっすり眠っていたようだ。いつもならそんなことはないから、ごはんのせいで眠くなったのかな。そういえば壁の箱は動いているはずなのに、いつ動いているのかな。わたしが寝ている間?
そしてマリオンはハッチに忍び込めば部屋を出られるかもしれないと思いつく。
動き始めたハッチに滑り込み、止まると扉を開いてハッチから出た。
廊下の先にドアが見えた。マリオンは一目散に走り出した。

Chapter 84
カリアンヌはガールスカウトの合宿のため、くじを売り歩いていた。そして夕方遅くくじをたっぷり買ってくれるラーセンさんという牧場主の家にたどり着いた。
今日もちゃんと買ってくれたので、家を後にした。すると近くの家から小さな女の子が叫びながら走って出てきた。カリアンヌはすぐにその女の子のことがわかった。新聞で騒がれている行方不明の女の子だ!こんな退屈な町でそんなことが起こるなんて!
カリアンヌは周りを見渡すが誰もいない。女の子は転んでしまい、後ろから追いかけてきたおばさんにつかまってしまった。そして家の中に引き戻されてしまった。
カリアンヌはようやく我に返り警察に電話しようと携帯を取り出した。

Chapter 85
ルーカスはシェルターに監禁されているラケルと少年を逃がしてやった。
教会ではサイモン神父が待っていた。首尾を聞く神父にルーカスは銃を向ける。「あなたを助けてあげます。あなたの中に巣食う悪魔から」銃声が響いた。

Chapter 86
ホルガーは目の前の空き家を疑わし気に見つめていた。おかしな動きは誰一人確認してはいない。突入してもいいのか、だめなのか。ホルガーは決めかねていた。
そこに携帯が鳴る。ルドヴィグからのメッセージだった。
「そこじゃない!マリオンを見たものがいる。すぐ電話をくれ!」
ホルガーはトランシーバーに作戦の変更を告げる。

Chapter 87
雨はひどくなっていた。エミリーはトーベンを車に乗せ森を突っ切る道路を走っていた。トーベンにはピザを約束していたがやはり警察に行こうと考え直し、Uターンする場所を探そうとしたその時、手をつなぐふたつの人影がヘッドライトに照らされた。トビアスとラケルだった。
エミリーはふたりを乗せ、4人で町に向かった。

Chapter 88
目撃者の少女がマリオンが出てきた家をしっかり指し示した。ここだ。間違いない。突入班の配置完了があと少しというところで、しびれを切らしたカリーが動いた。
急いで後を追うキムとホルガー。
ドアから突入すると音に驚いたカレンがいた。ショットガンを構え先頭のカリーに発砲、ホルガーに構え直したところをホルガーの銃弾が貫いた。
ぐったりして椅子に座らされているミアが目に入る。腕を押さえて救命士に支えられているカリー。そしてキムに抱きかかえられたマリオン。
「救命士!!」ホルガーは叫んだ。

SEVEN

Chapter 89
ICUの待合室は落ち着かない様子の刑事たちですし詰め状態だ。ミアの状態はまだ知らされない。
「ミア・クルーガーのご家族の方は?」ICUから出てきた医師の問いかけに部屋にいる全員が手を挙げた。医師は命に別条はないと告げた。ホルガ―が代表でミアと話せることになった。
無事犯人を捕まえたこと、マリオンは大丈夫なことを伝えるとミアの緊張は解けたようだった。そしてまた島に会いに来てと言うミアにホルガ―は言った。「オスロに残れよ。俺には相棒が必要だ」
するとミアは、わかったとつぶやいた。ホルガ―がミアを振り返ると彼女はもう眠っていた。

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