このトピックは、不思議な体験や出来事を語り合うために設けさせていただきました。
私たちが遭遇したり人から聞いたりする不思議な出来事は、もしかしたら夢と関係があるのではないでしょうか？
ユングの「共時性（シンクロニシティ）」はよく知られた言葉ですが、単なる偶然とは思えぬ似た出来事が、〝今〟という時間の中で同時に起きる現象を指します。もしかしたら、これは予知夢と関わっているのかも知れません。
また、別の自分が目の前に現れたり、同時刻に余所にいたりする「二重身（ドッペルゲンガー）」という現象も知られています。ここから私は〝夢の中の自分〟を連想します。〝夢の中の自分〟は、未知の街に暮らしていたり、見知らぬ家族や友人と過ごしていたり、時には見た目や性格でさえ現実の自分と異なっていたりします。ドッペルゲンガーは、この〝夢の中の自分〟と何か関わりがあるのかも知れません。
不思議を語ることは夢語りを補完するだけでなく、それ自体で大きな意味を持つように思います。私は、幼いころ祖母から不思議な話をたくさん聴いて育ちました。それは成長過程においてとても重要な体験だったと考えています。数学者の寺田寅彦も『怪異考』の中で、怪異を語ることの意義を説いています。寅彦がいうように、不思議なことを不思議なままに語ることは、理屈ぬきで面白く、心を活性化させてくれるのです。
どんなに小さなことでもかまいませんので、みなさまが不思議だとお感じになったことを、このトピック欄に投稿して頂ければ幸いです。