ちぇん、

ちぇん、さんの2月の読書メーター
記録初日
2002年02月09日
経過日数
5522日
読んだ本
1313冊(1日平均0.13冊)
読んだページ
456118ページ(1日平均45ページ)
感想/レビュー
643件(投稿率49%)
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5棚
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読書グラフ

最近の感想・レビュー(643件)

森博嗣の作品で海外が舞台となるのは比較的珍しい。パリ、フランクフルト、台湾、東京など舞台は移り変わるが、まさか旅情のようなものを森に期待すべきではなく成果も推して知るべし。多国籍の登場人物が会する場で誰々はここは英語で話した・フランス語が通じただとか、得意としない言語下では無口になる様だとか、彼我に時差がある環境下での会話では「今朝」「◯時」等ではなく「◯時間前」を使う等々が面白い。こういうのがリアリティなのだろう。そんな点もあり、幻想には振れず現実に振れている方向。最近の森はこちらの方が板に付いている。
★1 - コメント(0) - 3月11日

人を殺めた父を持ち、伯父一家に引き取られて暮らす少年の生き様を描く。主人公の年齢ごとに章が分かれる形だが、もっとエピソードが連なるのかな、というタイミングで年代ジャンプが発生。連載雑誌の紙幅の都合か、バランスを加味した結果か。「過去」は描くが「現在」の描写には渋る。貫井徳郎ならもっと描けるだろう、と思わせる中途半端さ。終盤明らかになる真意には一捻りあり。敢えて「外す」ような狙い方は難しいのだけど、これは面白い。それだけに前述の物足りなさが惜しい。
★3 - コメント(0) - 3月8日

シリーズ第eight作。四国→世界と広がってきた舞台は更に宇宙へ。とはいえ物語の殆どは人工衛星という閉鎖空間の中で展開する「交渉劇」。バトル要素は成りを潜めそれぞれの思惑を持つキャラクターたちが舌戦なり腹芸なりを繰り広げる。西尾維新のキャラ造型や会話文、どでかいハッタリなどを存分に楽しめる点ではシリーズ屈指かも。本シリーズもあと2作。四国が長過ぎたが、四国で得たモノが物語の展開に大きく寄与しているのでまぁいいのかな。週刊連載でダラダラ感じる漫画をコミックスで一気読みすると丁度良く感じるような結末を期待。
★3 - コメント(0) - 3月2日

日本ホラー小説大賞受賞作。「ぼぎわん」なる異形の来訪とそれに抗う家族ら。3つの視点人物による章立てによる物語の牽引力、恐怖に紐付く心理描写と過去の背景、異形にかかる伝承の「それらしさ」など、一つ一つがそつなくこなされており、巻末選評の通り新人離れした実力があるのは確か。「ぼぎわん」とのラストバトルはまさに大賞らしいクライマックス。纏まりのある作品だが、飛び抜け感は特になかった。次回作を読むか否か。
★8 - コメント(0) - 2月25日

スピード感のある文体、真理を語るような会話文、そして自己完結性。舞城の肝が抜き出されたような濃厚さを感じることができる。本来は毎日一編読むのがベストなスタイルだろう。一気読みすると、話や登場人物の類似が気になる。その短さゆえ固有名詞がない作品が多いだけに尚更。出口側は、やや父母の視点が多いような印象。出口ベストは百太郎「ワタシシ」。次点は七十八太郎「執着コトメ」。
★1 - コメント(0) - 2月16日

Twitterで毎日発表された百物語を単行本化。1編ごとに著名な写真家・佐内正史の写真も挿入される。舞台は舞城作品お馴染みの福井県西暁町と東京都調布市のいずれかに限定されるが内容は人外幽霊キチガイなどバリエーション豊か。古今東西ありとあらゆるホラーの様式を集めたようなショートショート。入口側と出口側で明確なコンセプト等の差はないように思うが入口ではホラー世界に没入するまで時間がかかった。ベストは三十六太郎「横内さん」。次点は三十三太郎「夢の猿」と四十太郎「体育館でかくれんぼ」。ひたすらごちになるしかない。
★1 - コメント(0) - 2月10日

かつて財閥を築いた旧家に伝わる箱と石と仮面に関わる謎。様々な「天才」を描く野崎まどだが、本作での「天才」の見せ方はデビュー作や以後の作品と比べるといまいち映えない。些か大仰な風呂敷広げや軽妙な会話だとか、いかにも野崎まど作品らしいパーツばかりではあるが、本作に限っては自ら上げたハードルが高過ぎたか。ともかく方向性策定という意味での2作目としては大いに価値ある作品。
★1 - コメント(0) - 2月1日

ひきこもりという現代社会の課題にクトゥルフ神話らしき要素を取り入れた怪作。とにかくスケールの大きい物語を描きたいという欲求が伝わってくる。登場人物の多さとパニックホラー要素によるせわしなさが物語への没入を疎外する。何だかよく分からない人物がよく分からないが行動している、という感じ。序盤はまだ人物描写に文章を割いているが、主要人物にもう一味ずつエピソードがあれば終盤のアクロバット展開への味付けにもなってまた印象が違ったのかもしれない。また映像化の意識も強い作品。大胆なアレンジの元で映画化したらより映えそう。
★4 - コメント(0) - 1月30日

ちぇん、さんの感想・レビュー

最近のつぶやき

2017年2月の読書メーター 読んだ本の数:4冊 読んだページ数:1584ページ ナイス数:34ナイス ★2月に読んだ本一覧はこちら→ リンク
★2 - コメント(0) - 3月2日 20時10分

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