matsumoto@読書中

matsumoto@読書中さんの2月の読書メーター
記録初日
2008年01月11日
経過日数
3360日
読んだ本
494冊(1日平均0.14冊)
読んだページ
162537ページ(1日平均44ページ)
感想/レビュー
111件(投稿率22.5%)
本棚
4棚
性別
血液型
AB型
職業
その他
現住所
東京都
自己紹介
出版社勤務の中年サラリーマン。
好きな作家は、江戸川乱歩、宮澤賢治、都筑道夫、北村薫、伊坂幸太郎、片岡義男、小林信彦そのほか。
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読書グラフ

最近の感想・レビュー(111件)

これは怖い。ホラー小説を読んで恐怖を感じたことはほとんどないのだが、マジできた。第一章の頭、語り手が子ども時代、怪異に遭遇する箇所がなんとも気味が悪く、そこからぐいぐい引き込まれる。つまるところ、化け物と能力者の対決というシンプルな物語なのだけれども、章ごとに語り手を変える構成や、枝葉の作り方がうまい。傑作。
★12 - コメント(0) - 2月21日

ふたりの映画狂がヒッチコックの全作品について、1本1本、楽しげに語る語る。読んでいると、ヒッチコック映画を観たくてたまらなくなる。ハリウッドで撮った30本のうち、数えたら、たった12本しか観てなかった。うーむ。このコンビのもう一冊、「たかが映画じゃないか」も本当に面白い本だった。すっかり忘れていたけれど、この書名の由来がまた、「山羊座のもとに」を撮影中、シーンの意味などを熱く訊いてくるイングリッド・バーグマンにヒッチコックがいった「たかが映画じゃないか」なのだったね。
★7 - コメント(0) - 2月1日

収録の5篇すべてが「当たり」の高水準短篇集。帯のコピーに「暗黒ミステリ」とあるとおり、妄執や狂気-人間の暗黒面をグリグリ容赦なく抉ってくる。皮肉な結末が冴える「目撃者はいなかった」「ありがとう、ばあば」にも唸ったが、個人的ベストは「絵の中の男」。昼休み、喫茶店で読み終わって、ゾワゾワーッときた。ほんとヤだ。でも、おすすめ。
★13 - コメント(0) - 1月19日

著者本来のジャンルであるSFは一冊も読んだことがなく、この純文学中篇集が宮内悠介のお初。表題作は日系三世の女性レイが、もう一作の「半地下」はニューヨークに姉と暮らす日本人の少年ユーヤが主人公で、マイノリティのアイデンティティが共通するモチーフ。「カブールの園」は今期の芥川賞候補なのだが、うーん、あまり趣味じゃなかった。処女作に手を入れたという「半地下」のほうが、文章がみずみずしく、よっぽど好き。
★7 - コメント(0) - 1月16日

心霊現象など従来のオカルトだけでなく、STAP細胞や江戸しぐさまで含めた欺瞞や盲信を「オカルト」としてバッサバッサと斬って痛快。特にSTAP事件には紙幅を割いている。小保方晴子を女霊媒師になぞらえているあたり、面白い。曰く「どんなに再現に失敗しても『STAP細胞は存在しない』とは言い切れない。いくら交霊会のトリックを暴いても『霊は存在しない』とは証明できないのと同じ論法だ」。『疑似科学入門』『超常現象をなぜ信じるのか』など類書もあるが、切り口が違うので、これはこれでアリ。教授と助手の対話形式も読みやすい。
★6 - コメント(0) - 1月7日

中野翠のコラム集は、毎年必ず読んでいるわけではないのだが、一年を振り返るのにちょうどいいし、著者の美意識や批評眼がわりと好き。この本では、巻末付録「私が愛する銀座の喫茶店」で西新橋の木村屋が紹介されていたのがうれしい。店内に江戸川乱歩らミステリ作家の色紙が飾られてあり、なぜだろうと思っていたのだが、どうやら、かつて日本推理作家協会が近くにあったからだとか。なるほど。
★4 - コメント(0) - 1月4日

2016年最後の読了本。不勉強ながら、この本を読むまで「いろは」のことをまるで知らなかった。旧かな四十八文字を重複することなくすべて使い、七五×四句を綴る言語遊戯。日本のミステリの源流である黒岩涙香が秘かに遺していたという体で、作中、披露されるいろはがなんと約50首! この小説は各種ミステリ・ベスト10で上位にランクイン。暗号ミステリの傑作であり、殺人事件の謎も解かれる。が、それよりもなによりも、著者の超人的な言語感覚、日本語の迷宮にただただ圧倒される一冊なのだった。
★11 - コメント(0) - 2016年12月28日

小説のアイデアをメモするのに適した万年筆、インク、ノートを探しながら、「書く」ことについて思索した長篇エッセイ。これは片岡義男じゃないと書かない(書けない)本ですね。ふだん万年筆を使ってれば、もっと面白く読めたかな…。カバー、表紙、帯、見返しの用紙はすべて水色、カバーと表紙のタイトル・著者名・版元名・晶文社の犀マーク、さらに本文の刷り色は万年筆のインクを思わせるブルー(帯の文字のみ蛍光ピンク)。通常の四六判上製より天地が10ミリ短い小ぶりな判型をふくめ、すっきりした装丁は今年の本のなかでいちばん好きかも。
★5 - コメント(0) - 2016年11月30日

matsumoto@読書中さんの感想・レビュー

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最近読んだ著者:村上春樹 澤村伊智 古書山たかし 山田宏一,和田誠 貫井徳郎 宮内悠介 芦沢央 高橋昌一郎 中野翠 竹本健治
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