結崎 春菜

結崎 春菜さんの2月の読書メーター
記録初日
2002年01月01日
経過日数
5562日
読んだ本
461冊(1日平均0.08冊)
読んだページ
142014ページ(1日平均25ページ)
感想/レビュー
271件(投稿率58.8%)
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性別

読書グラフ

最近の感想・レビュー(271件)

ハッピーエンドで終われたら…なんて理想を詰め込んだファンタジーのような物語。でも、そんな理想が許されるのは人生の中で傷つきもがき苦しみながら必死に生きる主人公だからこそ、綺麗事や偽善のような紛い物ではなく、宝石のようにキラキラ輝いて、その輝きが私たちの心にも感動を与えるのでしょう。欲張りな感想は多く出てくるので、この作品単体での評価は最高とは言えないですが、もっと各キャラクターのエピソードが読みたいと思わせてくれる紛れもない良作だと思います。
★20 - コメント(0) - 2月28日

ホラーという風味が好みでないせいか、個人的にはあんまりな内容だった。各エピソードにでてくる不可思議な謎が惹きこまれる類のものであったなら楽しめたのでしょうが、そうでなかったばかりに「ちんぷんかんぷん」という印象ばかりが私の中で先行して最後までそのままに。不思議現象に整合性も因果関係もないし曖昧であやふやなものでもいいのですが、腑に落ちる事象や可能性を用意しておいてほしいと思うのは我儘みたいなものなんだろうか。著者にしか出せないであろう世界観や雰囲気は堪能できます。
★17 - コメント(0) - 2月27日

塾業界を舞台に教育の在り方を問う作品。三世代に渡って受け継がれる未来の子どもたちへの熱い想いが胸を打ちます。そして、それは私たちにも届いて違う誰かに伝わっていくのでしょう。子を育てる親や教え導く先生たちには特に訴えるものが大きいのではないでしょうか。生半可な覚悟で子どもたちを教え導くことはできない。では、どれだけの大人が熱い信念を持って子どもたちと向き合っているか。そういうことを考えるきっかけとなる一冊となれば幸いですね。
★3 - コメント(0) - 2月24日

人はみな後悔を抱いて生きている。これは過去の過ちをやり直す再生と未来への希望を繋ぐ物語。その感動はコーヒーのようにじんわりとあたたかく胸の奥に届く。文章の質は高くないので、もっと鋭く磨き上げれば、読み応えのある作品になっただろうなという思いはありますが、読みやすく受け入れやすいという点では多くの人に手に取ってもらえるのでしょう。
★2 - コメント(0) - 1月31日

ルーツの複雑さからくるアイデンティティの在処を求める主人公の切実さは著者だからこそというべきかこの人にしかできないものだろうなと思います。アイやミナの気持ちに共感を見出すことは難しいですが、切迫感や焦燥感は迫るものがあり、読後はかなりの虚脱感に襲われますね。「私」という存在は一人では理解できない。「私」という存在は「誰か」の存在があってこそはじめて理解できる。そう思える誰かとの出会いを私たちはできるでしょうか。
★1 - コメント(0) - 1月24日

これまでの作品でやってきたミステリに加え、ファンタジーの要素も取り入れた挑戦作といえるでしょう。ただ、削ぎ鋭く磨き上げる作業まで手が回らなかったのかダイヤモンドにまで持っていけなかったのは残念。刊行ペースが空いても依然ポテンシャルの高さは健在だったのは安心材料か。この作品の経験を活かして次回作もまた違うタイプの作品ができあがるのか、気長に待ちたいと思います。
- コメント(0) - 1月12日

タイトルが一番心惹かれるんだよなぁ…ということで、それだけで全部持っていってしまったともいえる。恋の形は人それぞれでその人だけのラブストーリーがあって、それが周りから共感できるかできないか、美しいのか醜いのか、そういうものにとらわれず、「好き」という気持ちにどう向き合って、どう相手に伝えるかという悩みは誰もが抱えるもの。そういうときに、このタイトルは自分の背中を押す大きな力になるのでは、と思います。
★1 - コメント(0) - 2016年11月11日

こんなにも現実と虚構の境目をわからなくさせてくれる作品には滅多に巡り合えないのではなかろうか。芳ヶ江国際ピアノコンクールの観客の一人になって、「蜜蜂と遠雷」という壮大なプログラムを心ゆくまで堪能させてもらった。喜び、怒り、悲しみ、楽しさ―――誰のものでもないその感情を内包し、外に爆発させる。誰にも本当の理解はできないが、その様に誰もが強烈な衝撃を受ける。作中にもあるように、「ギフト」とするか「災厄」とするかはいつだって私たち次第。この物語を読んで自分の中に生まれた音を今はただ楽しみたい。
★35 - コメント(0) - 2016年10月29日

結崎 春菜さんの感想・レビュー

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