nekonon

nekononさんの1月の読書メーター
記録初日
2011年06月21日
経過日数
2072日
読んだ本
276冊(1日平均0.13冊)
読んだページ
79680ページ(1日平均38ページ)
感想/レビュー
119件(投稿率43.1%)
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読書グラフ

最近の感想・レビュー(119件)

古本。残念ながらあんまりおもしろい本とは思えず・・・。でも、知識を体系的に身に着けたい人とか、読んだものをちゃんと血肉にしたいという人には参考になるのかも。ちょっと「ザ・教養」という感じで疲れちゃったかな。前半の著者たちに、日本文学を「程度の低いもの」としている人が多かったのも個人的にはおもしろくなかった原因かもしれない。
★1 - コメント(0) - 2014年6月22日

おもしろーい!近年身近にいる生き物の生態や動きにどんどん興味がわいてきて、この本もその流れで読んでみようと思ったのだけど、家にいるハエトリグモたちが一層愛しくなったよ。彼らは好奇心旺盛なのね。 地面に家を作って、きちんと蓋をして生きてる蜘蛛、よその蜘蛛の巣に間借りして餌をこっそり盗んでる蜘蛛、花の色を真似っこできる蜘蛛、蛾のフェロモンを装って雄の蛾を食べる蜘蛛・・・その多様さにへへーっとなる。写真はないけど、かわいくコミカルな挿絵が時々挟まれているのも楽しかった。いきものの世界はおもしろいなあ。
★1 - コメント(0) - 2014年6月12日

三巻から聴こえていた破局の音が一層大きくなって、中盤はもう読むのが辛い、早く読み終わりたい、という気持ちでページをめくっていた。自己の内面を高精度(すぎる)な顕微鏡で延々と覗き続ける登場人物たち。それほどまでに高精度な自意識を持ちながら、致命的に自らを見誤って墜落して行く瞬間は痛ましくもあり、しかしわずかに痛快でもあった。それにしても、本の外側から一緒に顕微鏡を覗く作業は正直少しくたびれた。どこまで行っても、あらゆるものが注意深く選ばれた言葉によって正確に定義されようとしている世界は、呼吸しにくい。
★5 - コメント(0) - 2014年6月8日

一、二巻では安心してその視点に同化していられた本多の変貌に、ややショックを受ける第三部。ベナレスでの火葬の風景、燃え盛る炎の中に見た白い象のビジョンに心震えただけに、戦後の彼の生活ぶりには呻きたくなった・・・(ちゃんと地続きにはなってるんだけど)。 それにしても、著者の老いに対する目線の身も蓋もなさ。たとえば皮膚のたるみ、しみ、それらを描写するのと同じだけ丁寧に意地悪く、老いゆく精神も無残なまでに醜悪に描かれているので、読んでいて心がひんやりしてくる。手垢と染みに塗れてなお折り目だけが綺麗な折鶴のようだ。
★5 - コメント(0) - 2014年6月5日

こんなに感情移入してしまうとは思いもしなかった。弟テオにあてた書簡を中心に、ゴッホ晩年の二年余りが綴られている。ゴーガンとの精神的葛藤、続く狂気の発作、生活不安がどんどん緊張を帯びていくのと比例して、手紙から浮かんでくるゴッホの人間性や宗教観(おそらく作品も)は厚みを帯びていく。それが悲しい。  あと、ゴッホの知人たちが皆的確な言葉で彼の孤独を表現してることに驚いた。ゴッホという人は、向かい合う相手まで内省的にしてしまう何かを持ってる人だったのかもしれない。目(視線)がとても印象的な人だったらしいので。
★1 - コメント(0) - 2014年5月28日

探偵小説という看板から想像していたよりずっと、バリエーション豊かな作品群。目元涼しい(推理もスマート!)半七さんのファンになる岡本綺堂から始まって、死刑囚が宗教により救われ心安らかに刑に処されたことに対する遺族の怒り「ある抗議書」、実在の事件を膨大な捜査&裁判記録から再構成した「小笛事件」などの社会派なお話が続いて少し読み疲れてくる。そこに海野十三の毒々しくて華麗な犯罪が登場して、乱歩や横溝系が好きな私はにんまり。探偵小説というより幻想文学として読んだ水谷準も大好きになったよ。作品集探してみようかな。
- コメント(0) - 2014年4月27日

古本屋さんで購入。昭和40年代くらいまでのグリコのおまけが中心となった写真集(間にいろんな人のグリコエピソードを挟む。いちいち共感するエピソードが多数)。紙製のおまけは初めて見たけど、なんてかわいいの。アイデアといい、デザインといい、今でも十分楽しめそう。かつてグリコの小宇宙にどっぷり浸かっていたものとしては、買ってよかった一冊でした。  ただ、私が集めてた60年代以降のプラスチックおまけはまるで出てなくてちょっぴり残念。プラ時代はやや無味乾燥なものとして言及されていたけど、可愛いのあったのになあ。
- コメント(0) - 2014年4月12日

初期の作品を読んだ段階では、なんだか言葉全体が白くいかめしい「正しさ」の石を積んでできた要塞のように思えて、ただただ厭わしかったけれど、読み進めるうち、この人の詩が正しさというより怒りとして読むべきなのかもしれない、という気がしてきた。懸命に生を守り肯定している(それを脅かすものへの敵意を込めて)詩があるかと思うと、自分の家族に対する厭わしさを吐きだした詩からは、むしろ生きることの厭らしさや嫌悪が迫ってくる。その揺れがこの人の詩の厚みなのだろうと思うけれど、どちらにせよ、私には苦くて飲み下せない詩だった。
★2 - コメント(1) - 2014年4月10日

nekononさんの感想・レビュー

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