本屋大賞を取ったということで早速読んでみた。大津周辺に住んでる人は地元ネタや近くの街が出てくるので読んでて楽しいのはわかる。最初は第3者目線で成瀬を描いていて天然でただの脳天気なやつなのかと思わせるが最後の章で成瀬目線で描くことによってみんな色々悩みながら生きてる人間らしさを感じる。うまい描き方するなと思った。

これを読んで清原さんのようにトレードできるかといえば無理だろう。失敗からいかに学ぶかはどの世界でも大事なところ。ここぞというときに億単位の金を投入し、まずいと思ったらきちんと損切りをする。これはなかなかできることではない。でも個人投資家なら小遣い範囲でやってみるのは社会勉強にもなるし無理のない範囲で楽しみたい。

本屋大賞を取ったということで早速読んでみた。大津周辺に住んでる人は地元ネタや近くの街が出てくるので読んでて楽しいのはわかる。最初は第3者目線で成瀬を描いていて天然でただの脳天気なやつなのかと思わせるが最後の章で成瀬目線で描くことによってみんな色々悩みながら生きてる人間らしさを感じる。うまい描き方するなと思った。

発売当時かなり非難されていたことを思い出す。前半は読んでて気持ち悪くなるような描写が多いが少年院を出て社会で生活するようになってからの苦悩は当然だが普通の人以上だろう。いつ正体がバレるかバレればその場所にはいられないのだから。最後にも書いてあるがどんなに謝っても許されるものではないが謝ることしかできない。死んだ人を生き返らすことはできないのだから。出版社も金儲けのためだけではなく出す意味を感じたから遺族に黙ってでも出版したのではないか。最後の数ページでそう感じた。

WBCで優勝したあとめっちゃ売れてたので手が出なかったがやっと落ち着いてきたので買ってみた。野村ノートのような内容かと思ったが過去の偉人達の言葉と自分の経験を重ねて書かれた本。ほんとによく本を読んでる人だと思うし指導の仕方もあるけど伝え方にすごくこだわってる感じがある。いかにして相手に理解してもらうか、そこの重要性をわかってるからこそWBCでも優勝できたんだと思う。見習いたい。

ここ最近読んだ本でこれほど先が気になったのは久しぶり。 視点がコロコロ変わって最後まで犯人が誰なのか引っ張ってくれる。結局はっきりと犯人はわからない終わり方も悪くないと思わせてくれるエンディング。

詳しくわかるかと言われると基本的な知識がないから難しいがとにかく読んでて楽しい。概算でしかわからないけど宇宙の神秘というか今は宇宙ってこんなになってるのかと知れただけでも良かった。常識って思ってたことが覆るってことこの世界ではよくあるんだな。