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2025年2月の読書メーターまとめ

那由田 忠
読んだ本
4
読んだページ
1808ページ
感想・レビュー
4
ナイス
156ナイス

2025年2月に読んだ本
4

2025年2月のお気に入り登録
1

  • 大泉

2025年2月のお気に入られ登録
2

  • K
  • みき

2025年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

那由田 忠
ネタバレ三回目。騎士団長がイデアとして出現して、怪奇の話が一気に「あらない」など半分妙な味をもたらしつつ、病院から地の底を通って大きな穴に抜ける展開が可能となる。美少女を描いた絵を未完成のまま少女に譲り、ユズとの関係を再び始める結末が不思議なハッピーエンドでホッとさせる巧みな展開である。
が「ナイス!」と言っています。

2025年2月の感想・レビュー一覧
4

那由田 忠
ネタバレ村上春樹長編四読、文庫で再読。『都市と〜』『騎士団〜』から読んでくると文体の違いに気付かざるを得ない。紗羅との会話がお洒落である以外は、普通の会話と短い心理描写でストーリーが淡々と展開してゆく。高校時代の調和的な人間関係が大学二年で突然崩壊し、その壮絶な苦悩をくぐり抜けたつくるがどのように自分のあり方に気づき、紗羅との未来に向けて跳躍してゆくかが謎解きの形で語られてゆく。エリとの別れで話せなかった言葉、何かを信じることのできた自分の存在が意味を失うことはない、という強いメッセージを残して。
が「ナイス!」と言っています。
那由田 忠
ネタバレ三回目。騎士団長がイデアとして出現して、怪奇の話が一気に「あらない」など半分妙な味をもたらしつつ、病院から地の底を通って大きな穴に抜ける展開が可能となる。美少女を描いた絵を未完成のまま少女に譲り、ユズとの関係を再び始める結末が不思議なハッピーエンドでホッとさせる巧みな展開である。
が「ナイス!」と言っています。
那由田 忠
トクヴィルやルソーを持ち出して現代の行政のあり方をどう語り得るのか理解できない。Decidemを今頃見学してもほとんど説明も考察もない。その他の試みに関心が向かない。代わりにファンダムの話が延々と語られる。対話形式の限界だとしても、地方自治体における市民参加の新しい方法論を具体的に語ることなくして、行政の民主化を云々はできない。宇野さんの目指すことがよくわからない、残念な著書。
が「ナイス!」と言っています。
那由田 忠
三回目。『都市と〜壁』の後に終えた。ストーリー展開がサスペンス的で面白い。たくさんの会話がそれぞれ興味深く語られつつ、味わいが深い。絵画を描くことがどんな意味を持っているのかを改めて考えさせるようなところが特徴。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/12/31(4829日経過)
記録初日
2011/06/05(5038日経過)
読んだ本
1176冊(1日平均0.23冊)
読んだページ
308340ページ(1日平均61ページ)
感想・レビュー
1079件(投稿率91.8%)
本棚
2棚
性別
年齢
64歳
血液型
B型
職業
教員
自己紹介

 ずっと公民科の教員だったので政治哲学系の本がそこそこあると思います。関連して生徒会などのマイナーな研究をしていて、ほとんど誰も読まない本を時々読みます。社会科学や哲学の古典を読みたいと思っていますが、中々進まないです。でも、頑張ります。
 以前は毎日読書の連続記録を狙っていましたが、定年後に暇になったら読書が減ってしまった。困ったもんだ。
 小説は、読書メーターに加入以来爆発的に読み漁った結果、完全に村上主義者と化しました。(真正主義者とまで言えませんが)古い順に小説を一巡読みする計画を進めています(5回目をそろそろ発動か)。同様の才能と見込んだのが綿矢りさです。まるで違う資質ですが、深いものを感じます。しかし、村上春樹比べると作品が少ないのが残念です。それを考えると、春樹が毎日規律正しく生活していることの凄さを改めて感じます。私には到底真似ができませんが。

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