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2024年2月の読書メーターまとめ

Yoko Oishi
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ナイス
288ナイス

2024年2月に読んだ本
16

2024年2月のお気に入られ登録
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  • つな

2024年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Yoko Oishi
十戒同様クローズドサークルもの。しかも今回は謎の地下建築に閉じ込められる完全な密室もの。地震により外へ出る手段が限られた中で起こる殺人。外へ出るには誰かが残る必要がある。間接的な殺人をどう捉えるか。謎解きはもちろん心の動きが面白い。そしてまさかのラスト!気持ちよく騙されたー。
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2024年2月にナイスが最も多かったつぶやき

Yoko Oishi

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2024年2月の感想・レビュー一覧
16

Yoko Oishi
ネタバレせっかく留学したのにうまく言葉が喋れずに自分の殻に閉じこもりがちな主人公ナオミがマイノリティが安心して集るコープ、サードキッチンに出会うことで少しずつ変わり始める物語。あちこちに見えない無意識の差別が潜んでいることに気がつき、愕然する姿は痛々しい。ちょっと自己肯定感が低すぎな感じはあるけれど、ナオミの目線を通じてさまざまなことを考えさせられる良い機会になった。
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Yoko Oishi
オンボロアパート小暮荘を取り巻く人たちの物語。章ごとにメインの人物が変わっていくけれど、誰もが癖のある人物ばかり。どの話も「性」が絡んでくるけどいやらしくはなく、カラッとしているのは三浦しをんマジックかなぁ。住むのは嫌だけど(音漏れがすごいしシャワーブースしかないから)、近くに小暮荘があったら散歩のルートに加えてみたいなぁ。
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Yoko Oishi
ネタバレ逃走中の強盗たち。土砂崩れで立ち往生した際に出会う謎の兄弟。全体的に怪しすぎる設定にまずグッと引き込まれる。それぞれの章が登場人物目線で進むけど、どんどん殺されていく展開におぉと驚く。結局犯人は?人数の謎は?どうなるの?とワクワクしながら読み進められた。個人的にはおばあちゃん強すぎ!と思ったけど全体的に楽しめた。
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Yoko Oishi
三浦しをんは小説も良いけどエッセイもとても良い。隠しきれない腐女子感がダダ漏れている。とても綺麗な文章も書けるのにこのギャップがたまらない。やっぱり好きだなぁ。
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Yoko Oishi
久々の伊良部先生。相変わらずのとんでもキャラ炸裂。荒療治ばかりだけどこれくらい肩の力が抜けてた人と接した方が逆に気が楽になる気もする。今回も面白かったー!
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Yoko Oishi
児童虐待を防ぐために子供たちはライフバンドなるもので児童救命士にSOSを出すことができる世界の話。毎度設定がリアルで今回もあり得る話として読み進めた。新米の児童救命士と子供に対しては真摯だけどどう見てもやる気がないように見える先輩のバディーもの。ジャッジメントがつらかっただけに、こちらはだいぶ救いがある話が多かった。
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Yoko Oishi
ネタバレしゃばけシリーズの畠中さんの現代もの。100均で購入した「とっても不幸な幸運」と書かれた缶を開くことで起こる不思議な連作。「酒場」という名の一癖ある常連だけが集まる酒場が舞台で一つひとつのお話が謎解きとしても面白いし、常連たちの関係性や過去が明らかになっていくのも楽しい。結構ヘビーな話も多いけど、そこは畠中さん。最後まで読むとほっこりした気持ちになれる。しゃばけシリーズでお馴染みの「うへぇ」というワードが頻繁に出てきてなんだか嬉しくなった。
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Yoko Oishi
ネタバレ自分の居場所を母親の介護にしか見出せず、元恩師に不倫関係を迫られても「優しくしてくれる」ことに縋りやめられない主人公の瞳子。親の介護(&モラハラ)に苦しむ瞳子と妻のDVに悩む顕が心療内科で出会うところから物語が加速。それにしても、瞳子の自己肯定感が低く、どう考えても利用されている状況なのに抜け出せない姿がもどかしく、それを助けようとしない父親や兄にひたすら腹が立つ。顕も本当にどうしようもない嘘つき男だ。自分の首の鎖を取る決断はやっぱり自分じゃないとできないと痛感させられた。
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Yoko Oishi
限りなくマイペースな海松子に冒頭からグッと掴まれてしまった。他人の気持ちがうまく理解できないけど、そのことに自覚がなく、かつ気にしている様子もないところがとても良い(ここ重要)。他人の真似っこばっかりする萌音ちゃんは、大学になって母の影響がなくなり一気に洗練さがなくなった海松子を下に見てなんか嫌な子だなぁと思ったけど、最終的にとても良い関係性に落ち着いてなんだか嬉しくなった。人を好きになる気持ちがわからない海松子が2人の男性から好意を寄せられて、どっちに向かうのか結構ソワソワした。面白かったー。
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Yoko Oishi
十戒同様クローズドサークルもの。しかも今回は謎の地下建築に閉じ込められる完全な密室もの。地震により外へ出る手段が限られた中で起こる殺人。外へ出るには誰かが残る必要がある。間接的な殺人をどう捉えるか。謎解きはもちろん心の動きが面白い。そしてまさかのラスト!気持ちよく騙されたー。
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Yoko Oishi
他の作品も胸が苦しくなるようなもの、白黒はっきりつけられないものが多いけど今回は格別に辛かった。犯罪被害者に対して、加害者に復讐することが合法化された世界の話。基本的に復讐者のサポートをする応報監察官の目線で物語が進むけど、復讐権利者の苦悩もしっかり書き切っていて、想像力と筆力にただただ唸らされる。しかもデビュー作ということでビックリ。これからも賛否両論、正義が何かを考えさせられる作品楽しみにしてます。
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Yoko Oishi
初読みの作家さん。冒頭の引っ越しにまつわるこだわりポイントも面白いし、その後の章で見え隠れする独自の視点が結構好きな感じ。ホラーエッセイに分類されるのかもだけど、怖いというよりは興味深いという感想を抱かせる淡々とした語り口がすごい(結構怪異の記述も多いのに!)。都庁の風水話は面白いから調べてみよう。他の作品も読んでみようかな。怖すぎないといいんだけど。個人的には入居した賃貸に元からいた幽霊(?)に、「ここにいたいのなら家賃払え!」とブチ切れる件が好き。
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Yoko Oishi
森見さんの対談集。対談相手が好きな人ばっかりで大興奮。森見作品はちょっとわからないものもあったけど、改めて読み返そうかなぁ。
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Yoko Oishi
どんでん返し系の短編集。テンポも良くてあっという間に読了。面白かったー。
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Yoko Oishi
話題になってたので気になってた一冊。前情報なく読み始めたので前半(半分くらい)まではダラダラ読んでいたけど、後半は前のめり。ちょっと哲学的なところが多いけど著者の経歴を見て納得。面白いけど脳みそ結構使うから、寝る前本にするとすぐ寝落ちしちゃって結構時間がかかった。
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Yoko Oishi
虫くらいの小さいサイズの人の世界と等身大の人間の世界がシンクロして進んでいく物語。二つの世界の交わり方が憎いくらいうまい。一方でどう収束していくのかと首を捻りながら読んでいたけど、そこはさすが伊坂さん。作中に出てくる曲の歌詞と相まってなんだかほっこりした読後感。後書きで実在する音楽フェスで来場者に配布することを目的に書きはじめた作品と知ったけど、粋なイベントだなぁと思った。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/01/06(4467日経過)
記録初日
2012/01/06(4467日経過)
読んだ本
2079冊(1日平均0.47冊)
読んだページ
624800ページ(1日平均139ページ)
感想・レビュー
1992件(投稿率95.8%)
本棚
1棚
性別
URL/ブログ
http://www.facebook.com/profile.php?id=100002010879016
自己紹介

活字中毒で移動中に読むものがなくなると挙動不審になります。
電車本、お風呂本、寝る前本と常に同時並行で読みます。
乱読しすぎて、何を読んだかわからなくなるので記録をつけようと思います。
ミステリー、イヤミス、猟奇もの、刑事ものの小説が好きです。

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