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2025年11月の読書メーターまとめ

田中寛一
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12
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感想・レビュー
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2025年11月に読んだ本
12

2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

田中寛一
爆弾魔スズキタゴサクの第1審が東京地裁104号法廷で傍聴人百人を前に開かれた。なんとその重大な法廷の中で、銃を持ったものに占拠されてしまった。犯人たちの狙いは何なのか。爆弾魔も犯人たちに警棒などで打ち付けられたり、傍聴人の中から証人として傍聴席にいた巡査が傍聴人の不始末の人身御供にされた。犯人たちの要求を聞きながら解決を目指す警察とのやりとりが、続いていく。この犯人も爆弾をちらつかせながら、迫っていく。法廷内だからどのようにして脱出を図るのか。対応する高東と類家はどう解決させるのか?どこまで続くのか。
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2025年11月にナイスが最も多かったつぶやき

田中寛一

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パトラッシュ
2025/11/23 21:34

ウクライナもロシアに勝ってほしい。

が「ナイス!」と言っています。

2025年11月の感想・レビュー一覧
12

田中寛一
タトゥーの物語なんて!だが、どんどん惹き込まれていった。MLBの試合などではほとんどの選手がタトゥーをしている。国民性とかその国の法律などの違いがあるのかもしれない。日本でのやくざ者の映画による嫌悪感なのかもしれない。しかし本書は違った。母親のタトゥーを見ながら育った針生榴。山が燃えてもつつじの根は残ることから名付けられた榴。タトゥーに魅せられ一途にタトゥーイストを目指す姿がいい。社会に認められるタトゥーイストを目指して国を相手に裁判までやっていく。私や国民の意識が変わるのも近いのだろうか。
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田中寛一
松江藩江戸屋敷の老中を巡って話が進んでいく。松江藩のお抱え医師・宇津木新吾が、不穏な動きの真相を探っていくのが何とも面白い。それにしても、松江藩も抜け荷をしていたことがあったとは、初めて知った。江戸時代は何かと裏でお金が動いていく事が多いようだ。間宮林蔵なども登場してきたり、ねずみ小僧次郎吉も手助けしてくれたり。事件の真相を新吾と一緒になって探っていくようで面白かった。領土などきっちりしてるものと思っていたが、そうでもなかったのだろうか。
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田中寛一
耳に関わる短編集。「骨壺のカルテット」、やはり専門家が見れば骨壺に収まっている骨の中から、耳の中にあるものをも拾い出せるのだ。「踊りましょうよ」で耳の中のカルテットの音を素敵な耳の持ち主である女性と、耳をくっつけて聴かせるなんてよく思いついたものだ。どんな音が聴かせてもらえるのだろうか。「選鉱場とラッパ」はちょっと悲しかった。なぜ少年は犬を蹴り上げたのだろう?なぜラッパを・・・。耳を澄ませばいろんな音が聞こえる。耳がどんに仕組みになっているか知らなくてもだ。ありがたいものだ。
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田中寛一
主人公わか子さんと和歌の取り合わせで物語が進んでいく。途中まではそれなりに読めたのだが、量子力学専攻の院生・融が登場してからの話が、人物、周囲の家などが、分子・量子の世界に置き換わったのかと錯覚してしまうような展開。わか子さんの夢の物語で最後の方で、夢を見てた、ってなるのかなと思ったが、そうでもなかった。平安時代の和歌に寄せながらの物語ならもっとすっきりしそうなのに。ホラー作品ではないんだよね。なかなか読み切れなかった。空き家でわか子さんが生活できたらよかったのに。
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田中寛一
激減している個人豆腐店の物語。家族内で引き継がれていく製造方法。大手豆腐メーカーがスーパーで売っている豆腐よりも10倍近い値段でしか売れない。それでもギリギリ抑えて1丁400円くらいで売る。近所の人や常連客がやってくると、店主のばあちゃんとあれこれよもやま話に花が咲く。こんなことはスーパーやコンビニではできないことだ。手作りで丁寧に作られ、お客さんとのやりとりの中で、また次ぎの商品にもつながっていく。子どもが買い物に来れば、買っている猫の福ともつながる。ちょっとしたつながりから温かさが伝わる作品だった。
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田中寛一
このような本を初めて手にした。収録語数約6800語とあり、10作品の中でも語数が多かった。私にはレベルが高すぎた。しかし、英文の各ページには難しい単語の意味も出ていて、大体の意味をつかむことはできた。また、チャプターごとにフレーズチェックのページ「ストーリー中の英語表現を使ってみよう」があり、解説と例文があるのはありがたかった。さらに「文法チェック」のページもあるので、この作品から学べる。もちろん日本語訳も最後には載っていた。残念だったのは、初版から3年もたたないうちに音声DLサイトは閉鎖されていた。
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田中寛一
爆弾魔スズキタゴサクの第1審が東京地裁104号法廷で傍聴人百人を前に開かれた。なんとその重大な法廷の中で、銃を持ったものに占拠されてしまった。犯人たちの狙いは何なのか。爆弾魔も犯人たちに警棒などで打ち付けられたり、傍聴人の中から証人として傍聴席にいた巡査が傍聴人の不始末の人身御供にされた。犯人たちの要求を聞きながら解決を目指す警察とのやりとりが、続いていく。この犯人も爆弾をちらつかせながら、迫っていく。法廷内だからどのようにして脱出を図るのか。対応する高東と類家はどう解決させるのか?どこまで続くのか。
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田中寛一
人の心に火がつくと、その炎を生きる糧にする焔が現れてくる。焔が何をするということでもないのだが。人は皆、いろんな思いを持ちながらそれぞれの場所で生活している。周りの人との間で嫌な思いをし相手に怒りの炎を燃え上がらせる。また新たな事をしようと希望の火に小さな火をつけることができそうだ。職場で家庭で学校で、さまざまな火が燃え上がっているのか。でもその炎によって新たな道を開くことができる。そんな焔の声に気づくことができたなら。私の心にはどんな炎が燃え上がっているのだろうか?
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田中寛一
日本人が外国の人を迎えて、オリンピックや東京の町の様子をガイドする。バイリンガルということで、英語と欄外に日本語もあるので、会話文がわかる。コミックなのでその場の情景もわかりやすく、英語の理解にもつながる。この中で使われているフレーズが、いくつも使えるようになるといいだろうなと思いながら、最後まで読めた。3人の会話が冗談もあったりして楽しかった。利用したいフレーズについてはまとめて解説も付いていた。
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田中寛一
「たった100単語の」につられて手にしたが、内容は濃いものだった。1ページに5つの例文が載せられ、中心となる単語の使い方が簡単に記されていた。200頁以上あったので、ざっと例文数は1000個ということになる。中心となる単語が100単語。これが少しでも使えたらいいのにと思うばかりの、英語初心者の私です。最重要単語10は、重要順なのかもしれないが、重要単語20、重要前置詞・副詞20,その他の重要単語50はABC順だったのがちょっと残念だった。よく会話で使われそうなwill, wouldが最後に出てきた。
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田中寛一
ネイティブの何気ない会話のフレーズ。初心者の私には、なかなか使えそうにない。「知ってるかも。That rings a bell. 」、「忘れてた。It slipped my mind. 」、「ど忘れした。I'm having a senior moment. 」など使ってみたい。「もうバレてる。Thw cat is out of the bag. 」とか「彼女は口が軽い。She's a big mouth. 」は面白い表現だ。「世界一だ!It's out of this world! 」
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田中寛一
27種類もの生き物の生き様が、情景豊かに描かれている。最初は、コウテイペンギンだった。卵をオスが足の上で凍らないように孵化させるまで、4カ月もの絶食期間を過ごすという。壮絶で、パートナーとの再会は感動ものだ。再会できないものも。カタツムリに寄生するロウコクロリディウムの作戦にも驚いた。1000年を生きる大木よりも、伸びては抜かれ刈り取られる雑草の戦略も見事。最後には生き物「人間」が取り上げられていた。他の生き物が考えない「死」を人間は想像する、と。さて、わが身の細胞のように、今を生きよう。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/01/19(5081日経過)
記録初日
2012/01/22(5078日経過)
読んだ本
1503冊(1日平均0.30冊)
読んだページ
416448ページ(1日平均82ページ)
感想・レビュー
1503件(投稿率100.0%)
本棚
39棚
性別
現住所
岡山県
外部サイト
URL/ブログ
http://www.can-chan.com/
自己紹介

 「和顔愛語」(なごやかに、やさしい言葉を)をモットーに日々の生活を過ごしたいものと願っています。本に触れながら、そんな気持ちを持ち続けたいものです。
 ちょっとした感動ですぐ涙が出てきます。

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