読書メーター KADOKAWA Group

2023年の読書メーターまとめ

ねこ村
読んだ本
56
読んだページ
13511ページ
感想・レビュー
27
ナイス
123ナイス
月間平均冊数
4.7
月間平均ページ数
1126ページ

年間・読書メーターまとめ

年間でナイスが多かった感想・レビュー

ねこ村
2023年初読了は2022から読んでたやつでした。校正を生業とする女性のエセー。校正ってずばずば正しさを指摘していく印象があるのだけど、実はそうではなくて、迷いながらおずおずと差し出すようなこともあるのだよという感じ。校正のハウツーがあるわけではなく、ゆるめのブックガイドみたいな面もある。ですます調で置かれる文章がここちよかった。
が「ナイス!」と言っています。
ねこ村
おもしろいことばたち。意味もひびきも。絵もかわいい。
が「ナイス!」と言っています。
ねこ村
異国ではなくて違国。なんでなんだろうな。違う国。そして日記。日記は作中で意味をもつ。槙生さんはじめ小説を書く人が出てくる。朝さんは歌うための詞を書くこともある。ことば、会話、モノローグが人物たちの心情を詩や文語みたいな表現であらわされようとする。他人は絶対にわからない、時間はもどらない、そのうえで逃げられない運命をたたかう、のはすてきだ、みたいなことかと思った。意味よくわからないけど泣きながら読んじゃうみたいな漫画だった。すごい好き。やりたいことをやりたい、でもやりたいことがないっていう命題みたいの。
が「ナイス!」と言っています。
ねこ村
ネタバレ久しぶりの小説。めっちゃよくできている(小説にかんしてはそう思ってしまう……)。おもしろかったのでぐんぐん読める。ハードボイルド。全共闘、短歌が出てきた。タイトルにもなった短歌、最後の7だけ口語じゃない? って気になったり(わはは)。闘争の怒りって全体的なものだと思うのだけど、真犯人の怒りは最終的に個人に帰されたのかなとか気になった。90年代初頭に携帯電話を持ってる人はほとんどいなかった。作中で情報社会といわれているが、2023年の現在はさらに進んだ社会がとか思ってしまう。そういう趣深さもあった。
が「ナイス!」と言っています。

年間でナイスが多かったつぶやき

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年間で読んだ本56elkイメージ

1月3

2月7

3月7

4月4

5月7

6月3

8月5

9月3

10月3

11月9

12月5