ネタバレクラーク・ゲーブル主演の映画では、配達途中で手紙を盗み見たソーントンの友人が金鉱の地図を知り、探しに行く。手紙の主も夫婦で金鉱を探索中、ご主人が行方不明になり、一緒に行くことになった奥さんとソーントンが恋に落ちるが、実はご主人は生きていて…そんな話は小説には全く出てこない。 翻訳は深町真理子だが、どうにも選ぶ言葉が古過ぎて、非常に読みにくかった。が、訳者後書きを読むと、原文に忠実に訳した結果のようである。それまでの翻訳は読み易くかなり変えてあるらしい。どっちが良いのかわからないが読みにくかったのは事実だ。