読書メーター KADOKAWA Group

2023年の読書メーターまとめ

ふる
読んだ本
54
読んだページ
15124ページ
感想・レビュー
47
ナイス
465ナイス
月間平均冊数
4.5
月間平均ページ数
1260ページ

年間・読書メーターまとめ

年間でナイスが多かった感想・レビュー

ふる
昼メロみたいにぐちゃっとしてるけど、そんな混沌と人が満ち足りることの間には何の相関もないんだと訴えられる。瞳子さんと北原先生の揺るがない意思。櫂が東京へ行き、暁美は島に残ってからは瞳子さんの言葉が度々蘇る「あなたたちは本当にいい子。でも褒めてないのよ」。いい子でも、幸せにはならない。色んな荷物を持っていい子だから頑張るけど、自分を損なっていくばかり。そんなの、確かに褒められないね。最後にはぐっと力をもらえました。
が「ナイス!」と言っています。
ふる
ネタバレ童話には出てこないキャラクター達がよかったです。お菓子の家がある森は、狼のゲオルグと僕達がいて、彼らがいい動きをしてくれる。エイミーがかわいかったです。眠り姫には子供がいたなんて、王家には本当に在りそうな話が出てきたけど、登場人物が童話から離れすぎてこれは読みにくかったです。マッチ売りのエレンは悲しい話でしたが、一番ダイナミックでおもしろかったです。
が「ナイス!」と言っています。
ふる
図書館で見かけて借りてみました。前半、俗世での彼の話はとても読みにくく、語りから事象がなかなか入ってきませんでした。裁判では、彼の内なる思考と、外側で進行してゆく“普通の人”の考えが乖離しすぎていて、彼らの間には断崖しかない。人は、こんな風に扇動されて思考を決められてゆくのですね。彼は果たして、そんなに憎まれることをしたのか?衝動的な殺人を犯した者を、母の死から彼の人間性を決めつけ、それを根拠に死刑にした人々の様が恐ろしかったです。独房でのモノローグと、司祭への怒りが印象的でした。
が「ナイス!」と言っています。
ふる
素敵な短編集でした。シャールさんが素敵すぎる。2話目では中学生が出てきて、彼を表現するのに「中学生って、なんだかむき出しよね」と書かれていたのが印象的でした。むき出し中学生の親は、どこも大変だよなぁ。こんなお店の常連になったら、手放したくなくなるよね。
が「ナイス!」と言っています。

年間でナイスが多かったつぶやき

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年間で読んだ本54elkイメージ

1月9

2月6

3月3

4月3

5月4

6月3

7月4

8月4

9月8

10月4

11月4

12月2