Yunemo

Yunemoさんの1月の読書メーター
記録初日
2008年01月01日
経過日数
3346日
読んだ本
1616冊(1日平均0.33冊)
読んだページ
556131ページ(1日平均108ページ)
感想/レビュー
600件(投稿率37.1%)
本棚
6棚
性別
自己紹介
・備忘録として利用。
・感想・レビューは、2012年8月4日より。それ以前は、読書記録として(2008年1月1日より)。

・読了後に頭の中に残っていることを文字にする作業、と思っています。
・その意味では、本筋からズレていることもしばしば。

読書グラフ

最近の感想・レビュー(600件)

何かが残るはずなのに何にも残っていない。7編がそれぞれに個性をもって記されます。表題作については、静かに悪意が見え隠れ、最後の展開で何となくネガティブな気分で納得。あえて抑制した描き方との解説なのですが、そうですかねー、とちょっと頷けないところもあって。全編を通じて、人それぞれが心の奥底に潜ませてる悪意、そこまで極端じゃなくても黒いモヤモヤ感、この感情をそっと盛り込んで、当方ちょっと心に引っ掛かって、決してドーンと一気に入り込むんじゃなくちょろちょろと。だから繊細さがないと何にも残らないんだ。そう想えて‼
★11 - コメント(0) - 2月26日

時代感覚と詰め込まれ過ぎた内容についていけません。表題「コクーン」の意味が今もってしても理解できずに。何だか胸が掻き毟られる想い。結局、蝶による誘いについて行く、そうした表題のほうが理解しやすかったとの想い。第二次世界大戦から2016年までの長きに亘る時代経過、そこで起こる偶然の出会い。人との結びつきって、良くも悪くもこんなものなのかも。現在の医療制度からの始まりに、その方向性かな、なんて想いで読んでたら神の世界へ。いろんな言葉で自分の振る舞いを糊塗する、そこに付け入られる人間の弱さ、脆さばかりが印象に。
★90 - コメント(0) - 2月24日

言葉悪いですが、よくもまあこれだけ時流に乗った作品に仕上げるんでしょう。殆ど今の日本企業(ここでは省庁)の問題点をズバリと切り込んでます。ただ展開については今までと違った手法で、良くも悪くも驚きとやられた感。組織に従順でいつづければ、過労死という現実。「クロノスタシス」という言葉を底流にして、積み上げた本作品、思いもかけない本人への影響、なんだかやりきれなさ、虚しさもあり。でも展開の途中でいつも通り、判断推理問題の解き方も。ただ研究公正推進室の役割範囲を中心にして欲しかった、とのちょっとした想いも残って。
★27 - コメント(0) - 2月19日

何だか浅い世界に止まり、深いところまで到達できなかったのでは、との想いに。どうあがいても、次の行動は読めるのに、これでもか、という具合に。周囲への正義の与え方があまりにも固執し過ぎて、息苦しさが募るばかり。法に基づく正義のみをバックにおいての生き方。間違いではなく正しい、全くその通り。でも、道徳、倫理観をどう位置付ければいいの。作中で表現される全裸の正義、正義のヌーディスト、あまりに剝き出しで露骨で。「愛」と「正義」、直接比較対象にはならないけど、ふと考えてみたい、想ってみたい、不思議な感覚が残ったまま。
★128 - コメント(0) - 2月19日

何と表現したらいいのでしょう。あまりに一般人からかけ離れた天才二人。小学校時代に出会い、同じく卒業までに別離、別れの意味のしこりを残したままに。この濃密さが何年たっても、逢わずとも、違った立場ながらも、秘とした心の拠り所。こんな関係を成り立たせる筆者の意図。でもやっぱり、我々の感覚と違い過ぎます。これを背景として、将棋の世界、人工知能の世界、そして産業界、妙に絡まって経過する流れに流されるがままに読了です。いろんな意味で勝負には技量を超えた何かが。人工知能に任せず、生身の気持ち、技量での勝負、通じ合えて。
★31 - コメント(1) - 2月6日

何となく違和感が残ったままに。登場人物が皆、善人過ぎて。各編その状況であれば、ドロドロ感が滲む展開になってしまうのでは。もう一つ、わざわざ仮名にしなくてもいい地名、よけいに頭の中の状況設定が混乱する結果に。とは言っても、本作品に脈打つ源泉、人の痛みがわかる、他人の気持ちを慮ることができる、これだけでも充分幸せな人生を歩めるんだ、この点につきます。それにしても58歳の父親が女装趣味、痛すぎます。と思って読み進む間にそれも有りかな、なんて想いに変化して。表題の家さがし、というよりも生き方さがしなんでしょうね。
★34 - コメント(0) - 2月5日

久々の江波戸作品に触れて!1946年生まれ、まだまだこの分野、企業経営、金融経済への感覚は研ぎ澄まされたままに。ただ、国際「摩擦」小説との謳い文句にちょっと疑問形、との想いが。文中で記されるように、国が違えば人が違えば、同じ酒の味も、甘い、辛い、苦いと味覚はてんでんばらばら、単純な味覚でさえも。これが世界なんだ。この表現に納得感。今一番難解な日韓産業界、過去の歴史に引き摺られて、尚且つ生き方、国民性にまで踏み込むと、絡み合った糸の解きほぐしばかりが。まさに今、トランプ米国大統領の政策に通ずる何かが見えて。
★20 - コメント(0) - 2月4日

29.18秒、200mに秘められた極限の走りの世界。この間の心の内と周りの様子が余すところなく。気持がざわつきます。頑なまでの熱意、どうも、これがご都合主義的表現に繋がってしまう、だけど自分の夢が奪われるというストーリーからするとやむを得ない、との気持ちにも。別の側面で繋がる御子柴弁護士と犬養刑事のやり取りにも揺すぶられる気持。これはこれとして、一人のアスリートの再生、サクセス物語として堪能させていただきました。作中で表現される障害者への接し方、軽はずみな同情と軽はずみな虐待は根が同じ、何にも言えません。
★48 - コメント(2) - 2月3日

Yunemoさんの感想・レビュー

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